12月15日（日）

 

■朝日杯ＦＳ

 

軸はサリオス。６月のデビュー戦は少頭数の超スローペースをやや後方から追いかけ、直線で楽々と他馬を抜き去る大楽勝。当時の２着馬が既に２勝を挙げているように、レースレベルは決して低くはなかった。続く２戦目のサウジアラビアＲＣでは1分32秒7という東京マイルの２歳レコードをマーク。それでも、まだまだ余力たっぷりといった感じで、そのポテンシャルは底知れない。前走が540kgという大型馬で、実戦を使っての上積みは大。鞍上に世界のＲ・ムーアを迎え、世代の頂点へ一気に突き進む。

 

穴ならウイングレイテスト。前走のデイリー杯２歳Ｓは0秒2差の２着。放牧明けで余裕残しの仕上げながら、７番人気の低評価を覆してみせた。もともと関係者の評価はすこぶる高く、主戦を務める松岡騎手は育成段階から、この世代ではトップクラスとの評価をしていたほど。「ここを見据えた仕上げ」という前走を叩いて状態面は格段に良化しており、大一番に向けて臨戦態勢は万全。先週の香港カップを勝利し、ノリに乗っている松岡騎手＆ウインのコンビが、今週は国内で大輪の華を咲かす。

 

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Posted by ライアン on 12月 14th, 2019 :: Filed under 競馬

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