12月28日（土）

 

■ホープフルＳ

 

軸はコントレイル。関係者の間では「化け物」との評も聴こえてくるディープインパクト産駒の逸材。前走の東スポ杯２歳Ｓでマークした1分44秒5の２歳日本レコードはいかに高速馬場だったとしても出色の数字で、しかも２着に５馬身差は桁違いの能力の証明に他ならない。矢作師が「コースは合わないと思う」と言うように、雄大な走りに小回りの中山は不向きに映るが、それでも再度の遠征でここを目指したのは、来春の大舞台を見据えているからこそ。絶対能力で不向きなコースもあっさり克服し、世代の頂点を掴み取る。

 

穴ならラグビーボーイ。新馬戦はスローペースの決め手比べで伸び負けした形だが、その初戦から「さらに良くなっていた」という前走できっちり初勝利をマーク。稍重で33秒台の上がりが示すように、一度使われたことで動きが格段に良化した。「まだ成長途上で完成度では見劣る」という勢司師だが、「操縦性の高い馬だから、東京よりもトリッキーな中山の方が立ち回りのうまさを生かせる」と舞台適正には自信。ラグビーＷ杯で大いに盛り上がった2019年。一年の締め括りのＧＩでも、ラグビーボーイが番狂わせを起こすか。

 

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Posted by ライアン on 12月 27th, 2019 :: Filed under 競馬

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