10月20日（日）

 

■菊花賞

 

軸はヴェロックス。クラシックホース２頭のみならず、トライアルの勝ち馬も不在となれば、皐月賞２着、ダービー３着の実績を素直に信頼していい。前走の神戸新聞杯は２着に敗れたが、これも勝ったサートゥルナーリアが強すぎただけで本馬も高い実力は十分に示した。距離は未知数だが、母父モンズンの血統からスタミナの裏付けは十分で、レース運びの上手さからも3000ｍの克服は可能だ。休み明けをひと叩きして状態面は定石通りに上昇曲線。春の雪辱へ。皐月賞馬もダービー馬もいないここを取りこぼすわけにはいかない。

 

穴ならヴァンケドミンゴ。春は自己条件を勝ちきれず、重賞でも弥生賞９着、京都新聞杯10着と結果が出なかったが、実戦を重ねる毎に着実に地力を強化し、夏場に古馬相手の条件戦を２連勝。ルーラーシップらしい成長力で一気に力を付けてきた印象だ。ひと息入れた秋初戦の前走は３勝クラスで0秒1差の３着。中山芝内回りで後方から、最後は大外を回す競馬であれだけ走れれば能力の証明としては十分。初の3000ｍも「引っ掛かる感じもなく促しながらのタイプなので距離は向いている」と藤岡師。長距離での覚醒が期待される。

 

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Posted by ライアン on 10月 19th, 2019 :: Filed under 競馬

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