7月29日（日）

 

■クイーンＳ

 

軸はディアドラ。昨年、夏の札幌から紫苑Ｓ、秋華賞と一気の３連勝でＧＩ初制覇。その後の２戦は本来の走りが出来ず連敗を喫したが、初の海外遠征となった前走のドバイターフではリアルスティールと同着の３着。勝ち馬にこそ離されたものの、前年覇者のヴィブロスとも差のないレースを演じ、改めて能力の高さを証明した。今回は帰国初戦で体調が鍵を握るが、この中間は予定通りの調整で順調そのもの。もともとポン駆けは利くタイプで洋芝適正も問題なし。牝馬同士の別定ＧIIIなら負けるわけにはいかない。

 

穴ならハッピーユニバンス。昨秋のオープン入り後、重賞ではなかなか結果が出ていないが、舞台が札幌に替われば軽視は禁物。昨夏の札幌ではハンデ戦とはいえ牡馬相手の準オープンを快勝。当時の勝ち時計1分46秒1は過去10年のクイーンＳと比較しても３番目に速い数字なのだから、時計の裏付けは申し分ない。函館滞在の効果で仕上がりも上々。脚質的に展開に左右される面は否めないが、得意の洋芝で流れさえ向けば一発の可能性は秘めている。

 

■アイビスＳＤ

 

軸はダイメイプリンセス。今春の新潟で1600万下、オープン特別を千直で連勝。いずれも後続に２馬身以上の差をつける完勝で、舞台適正の高さを証明した。前走のＣＢＣ賞は９着に敗れたが、出遅れて挟まれ本来の持ち味を全く発揮出来ずに終わった印象。それでも最後はしっかり詰めて勝ち馬と0秒5差なら重賞初挑戦としては十分に評価できる競馬でもあった。もともと攻め駆けするタイプとはいえ、最終追いで見せた動きは抜群で、仕上がりは万全。ベスト舞台で初タイトル奪取が濃厚か。

 

穴ならアクティブミノル。前走のＣＢＣ賞はゲートで右後肢を落鉄。ブリンカーを外したことも裏目となり、レースでも集中力を欠く走り。本来の競馬が全くできなかっただけに、これは度外視していいだろう。函館２歳Ｓ、セントウルＳと夏季の重賞を２勝しているように、もともと夏場に強いタイプで、ここにきて状態面は右肩上がり。千直は勝ち鞍こそないものの、昨年の同レースで0秒3差４着と適正は十分。その昨年も手綱を取っていた酒井学とのコンビ復活も強調材料だ。

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Posted by ライアン on 7月 28th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: アイビスサマーダッシュ, クイーンステークス

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