10月28日（土）

 

■アルテミスＳ

 

軸はウラヌスチャーム。新潟マイルのデビュー戦はレース上がり32秒8の直線勝負を後方待機から自身32秒0の末脚で差し切り勝ち。前半1000ｍ通過が65秒4の超スローペースだったため勝ち時計こそ平凡だが、それをスタートで立ち遅れ最後方から進む形になり直線は大外を回す大味な競馬で突き抜けるのだから脚力は相当なもの。着差も僅かだったが、ハナ差の２着馬は次走を圧勝してサウジアラビアＲＣでも３着好走だから、その比較からも同馬が重賞通用レベルなのも明らかだ。菊花賞で道悪適正の高さを示したルーラーシップ産駒だけに当日の雨予報も歓迎。無傷の連勝を決める。

 

穴なら道営所属のミスマンマミーア。既に２度の中央遠征を経験し、コスモス賞２着、札幌２歳Ｓ７着の成績。コスモス賞は道悪馬場が味方した面もあったが、それでもメンバー最速の上がりをマークし、次走で重賞２着のステルヴィオを追い詰めた走りは高く評価されて然るべき。札幌２歳Ｓも７着とはいえ、不向きな流れで勝ち馬と0秒3差なら決して悪い内容ではない。実績が示す通り台風の影響を受けそうな馬場は好材料。道悪適正の高さと豊富なキャリアの経験値を生かして、中央馬相手に金星を狙う。

 

■スワンＳ

 

軸はレッツゴードンキ。「急仕上げの面があった」という前走スプリンターズＳで２着。春の高松宮記念に続き、スプリントＧＩで連続２着に好走し、今や名実ともに同路線の中心的存在となっている。今回は距離が１Ｆ伸びて1400ｍになるが、同舞台では今春に京都牝馬Ｓを快勝しており、コース適性は全く問題ない。あくまで目標は暮れの香港スプリントだが、久々の前走を叩かれた上積みは大きく、中間気配からも状態面の良化は顕著。実績を考えれば54kgの負担重量も優位。僅かに及ばなかった前走の鬱憤をここで晴らしたい。

 

穴ならダノンメジャー。前走の小倉日経ＯＰは無理に競り合わず２番手に控える形で進めたものの、４コーナーで先頭を捉える積極的なレース運びで２馬身半差の快勝。ハナに拘らなくてもマイペースでスムーズに運べれば力を発揮できることを証明した。当レースは逃げ馬が［3-2-2-3］と強く理想はハナだが、前走のような競馬が出来れば脚質的にも有利。今回は自身初の1400ｍだが、これまでのレースぶりからすればスピードは十分通用する。京都外回りは２，１，１着と大得意。自分の競馬が出来ればここでも通用する。

 

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Posted by ライアン on 10月 27th, 2017 :: Filed under 競馬

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