【オールカマー&神戸新聞杯】注目馬情報!!
9月23日(日)
■オールカマー
軸はレイデオロ。今年に入ってからの2戦は案外な結果に終わっているが、海外遠征を控えた休み明けでテン乗りの影響もあった京都記念、初の海外遠征でテンションが高く本来の力が発揮できなかったドバイシーマクラシック、いずれも自分のリズムで競馬を出来ずに敗れたもので、決して悲観するような内容ではなかった。帰国後は秋に目標を定め、十分なリフレッシュ期間を取ってからの帰厩。満を持しての復帰戦となる。もともと完成度の高い馬ゆえ大きな変化はないものの、この中間の調整過程は順調そのもの。「ここも目標」とする藤沢師に叩き台という甘えはなく、復帰初戦から最良の結果が求められる。
穴ならショウナンバッハ。前走の新潟記念は13番人気での3着激走で高配当を演出。流れや展開に左右されやすい脚質ゆえ、結果が伴わないことも多いが、15年のジャパンCでは上がり最速をマークしているように、その強烈な決め手は重賞メンバーに入ってもまったくヒケを取ることはない。オールカマーは3年連続での出走となるが、一昨年は上がり最速での0秒4差、昨年は上がり2位で0秒2差の5着といずれも好勝負を演じている。AJCCでも3着があるように舞台適正は高く、中2週でも元気いっぱいで状態面も好気配。再度の大駆けがあっても不思議ではない。
■神戸新聞杯
軸はエポカドーロ。クラシック初戦、皐月賞は7番人気という低評価だったが、レースでは会心の先行策で2着サンリヴァルに2馬身差をつけて完勝。続くダービーでも距離を不安視する周囲の声をよそに、軽快な逃げてゴール寸前まで粘り込み、ワグネリアンからわずかに半馬身差の2着。皐月賞のタイトルがフロックではないことを証明した。最後の一冠に向けて夏場はじっくりと充電。主戦の戸崎は「ひと夏を越して、全体的にパワーアップしていますね」とさらなる上積みを強調する。少頭数でスローが濃厚なメンバー構成。上手く自分の競馬に持ち込めれば、本番を前にダービー馬にリベンジを果たす可能性が高い。
穴ならメイショウテッコン。春は若葉S6着、京都新聞杯5着と前哨戦で敗れクラシックの出走こそかなわなかったが、その後に白百合SとラジオNIKKEI賞を連勝。特に前走は、それまで逃げて好結果を残してきた馬が、好位の3番手でスムーズに流れに乗って押し切る好内容。2着に負かしたフィレールマン後々は大舞台での活躍が期待される素質馬で、これを完全に抑え込んでの勝利は価値が大きい。既に先を見据える高橋忠師が「菊花賞ではさらに持ち味が生きる」というほどスタミナ豊富なタイプで距離延長は大歓迎。3連勝を決め、ラスト一冠に弾みをつけたい。
Posted by ライアン on 9月 22nd, 2018 :: Filed under 競馬
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