【共同通信杯&京都記念】注目馬情報!!
2月11日(日)
■共同通信杯
軸はグレイル。武豊を背にデビュー2連勝中のクラシック候補。菊花賞と同時に行われた初戦は、雨が降る中で極端な不良馬場を物ともせずに上がり最速で勝利。特殊な馬場状況だけにこの一戦の評価は難しいが、2戦目の京都2歳Sは好位の4番手からこれも上がり最速で快勝。アタマ差の2着はのちにホープフルSを勝つタイムフライヤーで、3着も若駒S圧勝のケイティクレバーなのだから、レースレベルは相当に高かったと言える。強力なライバルが揃うクラシック戦線。まだここでは負けられない。
穴ならオウケンムーン。父オウケンブルースリに母父がエリシオという時代に逆行したかのような血統馬。しかし、血統は地味でもレースぶりはハデ。2000mに距離を伸ばした2戦目で6馬身差の大楽勝。続く前走は最後は流しながら2歳レコードの快勝。さらに、4着に敗れた初戦を含め全3戦で最速上がりをマークするなど、スタミナとスピード、瞬発力。そのすべてを高いレベルで備えている。父の産駒として初のJRA複数勝利馬となった本馬。このままの勢いでクラシックの舞台まで駆け上がって貰いたい。
■京都記念
軸はレイデオロ。昨年のダービー馬がここから始動。昨秋は神戸新聞杯でのちの菊花賞馬キセキを一蹴し、ジャパンCでは完璧なレース運びをしたシュヴァルグランにこそ及ばなかったものの、キタサンブラックには先着を果たした。世代レベルの高さはダービーで打ち負かしたライバルたちが重賞戦線で結果を残すことで既に証明済み。この後にドバイ遠征を予定するここは、休み明けでも相応の仕上げで臨むことが確実なだけに、始動戦でも取りこぼせない。
穴ならディアドラ。前走のエリザベス女王杯は12着と大敗を喫したが、夏から自己条件、紫苑S、秋華賞と3連勝を果たした後だけに、さすがにお釣りが残っていなかったか。それでも、上がり3Fはメンバー2位としまいはしっかり伸びているのだから能力は確かだ。前走後にしっかり休ませた事で「今は500kg(前走時492kg)ある」と馬体も急成長。初コンビを組む福永も「すごいパワー」と絶賛するほどで、牡馬のクラシックホース相手でもポテンシャルはヒケを取らない。
Posted by ライアン on 2月 10th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: 京都記念, 共同通信杯