【AJCC&東海S】注目馬情報!!
1月21日(日)
■AJCC
軸はミッキースワロー。前走の菊花賞は3番人気で6着と期待には応えられなかったが、3コーナー過ぎから外めを進出し、直線の追い比べでは一度は先頭を伺うなど積極的に勝ちに行った上での結果だけに悲観する必要はない。この舞台は2戦2勝。昨秋のセントライト記念では皐月賞馬アルアインを並ぶ間もなくあっさり突き放しており、舞台適正の高さはもちろん、そのポテンシャルに疑問を挟む余地はない。名手横山典が「いくらでも大きなレースを勝てるチャンスのある馬」と評する逸材。目標のGIに向け、いいスタートを切りたい。
穴ならショウナンバッハ。昨年は勝ち星はおろか馬券圏内すら一度もなかったが、近3走はすべて重賞で掲示板を確保し、着差も0秒3以内と確かな復調気配を示しており、この中間も坂路で4F50秒台をマークするなどデキは上々。長くいい脚が使えるタイプでしまりは確実。中山芝2200mは一昨年の同レースで3着がある他、16,17年のオールカマーでもそれぞれ0秒4、0秒2差と一線級相手に僅差の勝負をしており、コース適性も申し分ない。流れ一つで大駆けの可能性は十分ある。
■東海ステークス
軸は人気でもテイエムジンソクで仕方ない。前走のチャンピオンズCは初のGI挑戦にもかかわらず、積極果敢な競馬で2着。逃げたコパノリッキーを敢然とマークし、直線ではこれをきっちり競り落とした。最後は勝ち馬の末脚に屈したものの、中身の濃さでは勝ち馬以上だったと言っても過言ではないだろう。昨年の今頃はまだ準オープンを勝ちあぐねていたが、5月以降は6戦4勝2着2回と充実一途。短期放牧を挟んでGIの疲れも抜け調整も順調そのもの。前走と同じ舞台で、このメンバーが相手なら取りこぼすわけにはいかない。
穴ならオールマンリバー。ダートでは未だに掲示板を外した事がないという堅実派。今回は初の重賞挑戦、それどころかダートのオープン特別すら初出走となるが、これまでも昇級初戦から好結果を残してきたように「このタイプは上のクラスに行っても相手なりに走るもの」と五十嵐師は期待を隠さない。特に左回りでの安定感は抜群で[4-1-4-0]と複勝率100%をキープしており、さらに言えば中京ダートは2戦2勝の好相性。テイエムジンソクについていった先行馬が崩れるような流れになれば、本馬の差し脚が最後の直線で生きてくる。
Posted by ライアン on 1月 20th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: AJCC, AJC杯, アメリカジョッキークラブカップ, 東海ステークス