【カペラS&阪神JF】注目馬情報!!
12月10日(日)
■カペラステークス
軸はニットウスバル。ただでさえハイラップになりやすい中山のダートスプリント。先行勢の揃ったここは決め手のあるタイプから入りたい。本馬は年明けの山科Sを制してオープン入りすると、その後はオープン特別のみを走り4,3,3,2,1着。着実に一歩ずつ前進し、重賞にまで駒を進めてきた。大崩れのない堅実な末脚が最大の武器で、当地持ち時計は十分に通用レベル。中山ダート[2-2-1-1]のコース適性からも、いきなりでも上位争いに期待が出来る。
穴ならディオスコリダー。今春のドバイ遠征では結果が残せなかったが、国内ダートでは未だ掲示板外はなし、ダート1200mに限れば馬券圏内を外しておらず、1000万下、1600万下ともにクラス2戦目であっさりと勝ち上がってみせた。そもそも、3歳春の時点で古馬相手のGIに出走するべく海を渡ったほど関係者の期待の大きい一頭。前走で手綱を取ったR・ムーアの「重賞でもやれる馬だと思います」という見立てを信じたい。
■阪神ジュベナイルF
軸はラッキーライラック。前走のアルテミスSは、13番人気サヤカチャンが2着に粘る完全に前残りの流れを、好位からメンバー最速の末脚で鮮やかに差し切った。初戦も同様の競馬で快勝しており、レースセンスは非凡だ。それでも「本気で走ったらどこまで強いのか。まだまったく底をみせていない」と松永幹夫師は更なる伸びしろを強調する。栗毛の馬体から伝わる迫力と、豪快なフットワークは父オルフェーヴルを彷彿させるもの。久々を使われた上積みも大きく、無傷の3連勝で一気に頂点を掴み取る。
穴ならマドモアゼル。福島芝1200mのデビュー戦は前半3Fが36秒0というスローペースで前を捕まえきれなかったが、距離を延ばして2連勝。未勝利をあっさり逃げ切ると、前走のりんどう賞では好位抜け出しの危なげない競馬で函館2歳S3着のアリアを完封して連勝を決めた。血統的には短距離向きとも言えそうだが、前走の余裕のある走りからマイルも十分に対応可能。関西圏への輸送競馬も経験済みで、これもアドバンテージとなる。立ち回り次第では大駆けがあっても…
Posted by ライアン on 12月 9th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: カペラステークス, 阪神ジュベナイルフィリーズ