10月1日(日）

 

■スプリンターズＳ

 

軸はレッドファルクス。昨年は挑戦者の立場でタイトルを手にしたが、今年はディフェンディングチャンピオンとして迎え撃つ立場。昨夏のＣＢＣ賞で重賞初制覇を果たして以降は［3-0-2-1］で、唯一の着外は初の海外遠征となった香港スプリントのみ。国内では、適距離よりも長い安田記念でも３着に入るなど、堅実な末脚を武器に常に上位争いに加わっている。今回はその安田記念以来の実戦となるが、ぶっつけ本番のローテーションは当初から予定通りで、尾関師も「イメージ通りの調整」と順調をアピール。もともと３ヶ月以上の休み明けで［2-0-1-1］と鉄砲は苦にしないタイプで、ここも状態面に不安はない。ロードカナロア以来となる連覇の可能性は低くない。

 

穴ならモンドキャンノ。前走のキーンランドＣは３コーナー過ぎからマクリ気味に進出するも、しまいの伸びを欠いて６着。しかし、３ヶ月の休み明けで初の古馬相手の競馬だった事を考えれば決して悲観するような内容ではない。後の桜花賞馬をあっさり差し切った京王杯２歳Ｓ、強烈な末脚で２着まで追い込んだ朝日杯ＦＳからすればここでも能力は足りる。クラスが上がるほど逃げ切りが難しくなる中山の芝1200ｍのＧＩは待機組に展開が向く事が多いが、逃げ先行馬が揃う今回はよりその傾向が強くなる可能性が高く、陣営が示唆する「前半を我慢して後半で脚を使う競馬」ならば、ＧＩでの巻き返しがあってもおかしくない。

 

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Posted by ライアン on 9月 30th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: スプリンターズステークス

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