9月17日（日）

 

■ローズステークス

 

軸はファンディーナ。新馬戦からフラワーＣまで圧勝に次ぐ圧勝で３連勝。皐月賞では並み居る強豪牡馬を押さえて１番人気の支持を集めた。結果は７着に敗れたが、レースレコードが出るほどのハイラップを好位で進めて0秒5差なら悲観する必要はないだろう。３連勝はいずれもスローの瞬発力勝負で好位から上がり最速をマークしてのものだから、前走は流れも向かなかった。始動戦に向けて仕上がりは上々。開幕２週目の馬場も、加速しやすい大箱の阪神外回りも、３連勝した得意の1800ｍの距離も、すべて歓迎材料。たとえ本番を見据えた叩き台仕様だとしても、同世代の牝馬を相手に取りこぼすわけにはいかない。

 

穴ならカラクレナイ。前走のＮＨＫマイルＣで17着と大敗した事で人気は急落の様相だが、当時は１番人気の支持を集めたほど。フィリーズレビューでは後の桜花賞を末脚一閃であっさり差し切り、桜花賞は不向きな流れと馬場にも関わらず0秒2差の４着に善戦。ハイレベルと言われる世代の中でも上位クラスの能力馬である事は間違いない。前走は初の長距離輸送と左回りが影響して本来の力が出せなかったと見れば、ここで見限るのは早計だ。ひと夏を越して馬体は確実にパワーアップ。スローの決め手比べが濃厚で、その流れならば１Ｆの延長も対応は可能。ＧＩ１番人気馬の巻き返しに期待する。

 

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Posted by ライアン on 9月 16th, 2017 :: Filed under 競馬
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