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【ユニコーンS&函館SS】注目馬情報!!

 

6月18日(

 

■ユニコーンS

 

軸はリエノテソーロ。18頭立て13番人気の低評価だったNHKマイルCで2着に激走。芝では重賞経験がなく、前走のアネモネSも4着に敗れていたことから人気はなかったが、振り返れば芝でデビュー2連勝を飾り、2歳夏のものとはいえ芝でもオープン勝ちがある実績馬。13番人気でのGI激走は決してフロックだったとは言えない。陣営が「芝も走るが本質的にはダート馬」というようにダートに戻るのは言うまでもなくプラスで、マイルの距離もスタート部分の芝も問題ない。今度は迎え撃つ立場で実績通りの力を見せつける。

 

穴ならタガノカトレア。インパクト抜群の勝ちっぷりでデビュー2連勝を決めた後に2戦連続で二桁着順。一気に評価急落の様相だが、2走前のフィリーズレビューは芝の重賞だから参考外。2番人気で大敗した前走は、直線の勝負どころで前が詰まって何も出来ずに終わっただけ。持ち味である決め手を僅かばかりも発揮出来ておらず、これも度外視していいだろう。末脚が最大の武器だけに広くて直線の長い東京替わりは歓迎で、兄姉が9F戦を得意としていたように距離延長も望むところ。スムーズに運べれば、このメンバーでも突き抜けるだけのポテンシャルは秘めている。

 

 

■函館スプリントS

 

軸はジューヌエコール。デビュー3連勝でデイリー杯2歳Sを制し、その後のGI戦線での活躍が期待されたが、阪神JFは11着で桜花賞も9着と結果は振るわず。とはいえ、ともに中央4勝の兄姉の勝ち鞍はいずれも7F以下。デイリー杯勝ちはあるものの、GI2戦の大敗は距離の面でも難しいところがあったと考えられる。桜花賞のステップに選んだフィリーズレビューでは待機組が上位を占める中で好位から運んで4着に善戦。不向きな流れでその結果なら能力の一端は示したと言えそうだ。今回は初のスプリント戦だが距離短縮は大歓迎。新天地でかつての輝きを取り戻す。

 

穴ならノボバカラ。ダートで重賞3勝と十分な実績を持ちながら、デビュー26戦目にして初めて芝に挑戦する。先頃行われた北海道スプリントカップをパス。適鞍を回避しての参戦は陣営の本気度を示すものと言っていいだろう。もともとオールダートのコースは苦手で、芝スタートのダートコースでテンからスピードに乗って押し切るのが得意のスタイル。芝でも先行できるだけのダッシュ力は備えている。フレンチデピュティの肌にSS系の父の配合ならば、血統的にも芝適正の下地は十分。初芝だけを理由に軽視は出来ない。


Posted by ライアン on 6月 17th, 2017 :: Filed under 競馬
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