【オーシャンS&チューリップ賞】注目馬情報!!
3月4日(土)
■オーシャンS
軸はメラグラーナ。1000万下→1600万下を連勝後に挑んだ京阪杯は1番人気で14着と大敗を喫したが、これは休み明けで太め残りの仕上げと道悪が影響してのもの。力を発揮した上での敗戦ではなく度外視できる。仕切り直しの前走ラピスラズリSはマイナス10kgときっちり仕上がっていたこともあり1番人気に応えて快勝。オープン特別では力が違うところをみせた。昨夏には後にシルクロードS2着のセイウンコウセイにハナ差2着があり、地力は重賞でも通用。中山芝1200mは2戦2勝の得意コースでもあり、ここで重賞初制覇を決める。
穴ならコスモドーム。カーバンクルSを前半3F33秒2で逃げたクリスマスに前走逃げ切りのウインムートがいるならスローペースは考えにくく、本馬の決め手が生きる流れが期待できる。前崩れの流れをマクリ気味に押し上げ2着に好走した前走も見どころはあったが、出遅れて上がり最速をマークした2走前のラピスラズリSも好内容。それだけ中山芝1200mが合っているのだと考えて良さそうだ。昨秋から使い詰めだが、デキはいい意味で平行線を保っており今回も十分に力の出せる状態。流れ次第では直線一気が決まるシーンも。
■チューリップ賞
軸はリスグラシュー。前走の阪神JFはソウルスターリングの2着に敗れているが、最内枠を利してロスなく理想的に運んだ勝ち馬に対し、こちらは大外枠で道中も外々を回らされる厳しい展開。勝ち馬とは通ったコースの差が出ただけで能力的には2歳女王にも決してヒケは取らない。実績が示す通り、抜群の瞬発力を生かせる阪神の外回りコースはベスト舞台。当地1800mでレコード勝ちの未勝利戦は好位からの競馬をしており、瞬発力だけではなく、タフな流れになった時の持久力も十分。本番を前に逆転も十分に可能だ。
穴ならミスパンテール。昨夏の札幌の新馬戦は「まだまだ余裕のある体」と陣営も半信半疑だったが、結果は洋芝で上がり3F34秒1という強烈の切れ味をみせて完勝。数々の名牝の背中を知るベテラン四位騎手をして「上手に競馬をして、ラストも弾けてくれた」と絶賛するほどだった。今回はその新馬戦以来、約7ヶ月ぶりでいきなり桜花賞トライアルと条件は厳しいが、無理せず放牧で成長を促したことで当時とは比較にならないほど馬体は充実。最終追いでも抜群の動きを披露しており、2強崩しの可能性もゼロではない。
Posted by ライアン on 3月 3rd, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: オーシャンステークス, チューリップ賞