【AJCC&東海S】注目馬情報!!
1月22日(日)
■アメリカJCC
軸はリアファル。一昨年の菊花賞3着馬。神戸新聞杯ではのちの国際GI馬リアルスティールを完封し、菊花賞ではキタサンブラックに0秒1差。世代トップクラスの実力馬と考えて良いだろう。16着大敗の有馬記念は、レース後に腱鞘炎が発覚し敗因も明確。昨年はそれ原因で長期休養を余儀なくされたが、暮れの金鯱賞で復帰すると、プラス18kgの太め残りの仕上げながら勝ち馬と0秒2差5着と健闘。復帰戦としては上々の内容で、改めて素質の高さを示した。復帰2戦目での上積みは大きく、今回のメンバーなら今度は勝ち負けまで期待できる。
穴ならミライヘノツバサ。前走で準オープンを勝ってこれが昇級初戦となるが、昨年は皐月賞、菊花賞とクラシックに参戦し一線級相手の競馬を経験。「GIを使った経験が生きている」と伊藤大師も確かな手応えを口にする。特に主戦場となっている中山での安定感は抜群で、ここまで[4-1-1-1]で崩れたのはGIの皐月賞のみ。1000万下、1600万下も当地で勝利とコース適性は高く、前走は同舞台を2分12秒6の好時計で快勝。これは過去10年のAJCCの勝ち時計との比較では2位タイに相当する数字となっており、能力発揮ならここでも十分通用する。
■東海ステークス
軸はグレンツェント。明け4歳世代はダート路線もハイレベルと言われるが、その中でもトップクラスの評価を誇る期待馬。芝のデビュー戦こそ5着に敗れたが、2戦目からダートに転向すると、そこからの8戦で4着以下は一度もなし。ユニコーンS3着。レパードS1着で世代上位の能力を示すと、みやこSでは古馬相手にタイム差なしの2着。勝ったのがのちにチャンピオンズC5着、東京大賞典1着のアポロケンタッキーなのだから価値ある2着といえるだろう。暮れの師走Sでしっかり賞金を加算して再度重賞の舞台へ。大一番に向けてここもきっちりと結果を残したい。
穴ならロワジャルダン。一昨年のみやこS以来勝ち星はなく、今年で6歳となった本馬だが、昨年も東海S3着、みやこS3着など重賞戦線でも度々好走。8着に敗れた前走にしても勝ち馬とは0秒5差と大きくは負けれおらず、まだまだ衰えは感じられない。その後一息いれて今年も本競争から始動。当初じゃ除外対象だったが、賞金上位のミツバが川崎記念に回り枠が空いた運もある。東海S3着の他、2度のGIで共に0秒5差以内と得意にしている舞台でもあり、ここらで巻き返しがあっても驚けない。
Posted by ライアン on 1月 21st, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: AJCC, 東海ステークス