12月23日（金）

 

■中山大障害

 

軸はオジュウチョウサン。昨年の中山大障害では６番人気６着とアップトゥデイトの影を踏む事すら出来ずに完敗を喫したが、ハイレベルなレースを経験した事が良かったのか、その後に覚醒。今春は叩き台のオープンで２着に好走した後、中山ＧＪで初のビッグタイトルを獲得し、さらに、東京ＪＳ、東京ＨＪと連勝。特に前走は叩き台使用で他馬より重い62kgを背負い、最終コーナーでは不利もありながら勝利と王者の貫禄を見せつけた。現状では死角らしい死角も見当たらず、不動の主役と考えて良いだろう。

 

穴ならルペールノエル。４歳の６月の障害デビューと比較的入障は早かったが、ここまではオープン勝ちは一つあるのみで、重賞は勝利どころか出走経験すらなし。しかし、まだオープン勝ちすらなかった昨年の段階で、管理する藤原英師は「来年は（中山）大障害」と障害界で最高峰の一戦を視野に。それだけ本馬のポテンシャルに期待していることの証と考えて良いだろう。その言葉通りに駒を進めてきた大舞台。ニホンピロバロンの離脱で主戦の高田騎手が乗れる事になったのも大きなプラス。大金星の可能性は十分ある。

 

---

Posted by ライアン on 12月 22nd, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: 中山大障害

---