【武蔵野S&デイリー杯2歳S】注目馬情報!!
11月12日(土)
■武蔵野S
軸はモーニン。59kgでもこの舞台なら逆らえない。圧巻だったのは今年のフェブラリーS。雨の影響が残り脚抜きのいい時計の出やすい馬場だったとはいえ、前半3Fが34秒1というハイペースを外目の枠から積極的に好位に取り付き、最後までバテることなく脚を伸ばして勝ち時計は芝並みの1分34秒0。34秒台の末脚で猛追したノンコノユメを1馬身以上離して退ける文句なしで強い競馬だった。かしわ記念は初の地方遠征で馬体を大幅に減らし全く競馬にならなかったが、距離が長いと見られた前走の日本テレビ盃では次走でJBCクラシック圧勝のアウォーディーとアタマ差の2着。上積みも見込めるここは堅軸。
穴ならロンドンタウン。春先は世代のオープンで力及ばずといった競馬が続いたが、夏を堺に頭角を現し目下1000万下、1600万下を連勝中。2走前は小倉でマクリ気味の競馬をして5馬身突き抜ける大楽勝。昇級の前走も上がり最速であっさり抜け出す強い内容だった。府中のマイル戦は持ち味である末脚を最も活かせる舞台。特に速い先行馬が揃い重賞は流れも向くはず。相手は一気に強化されるが、伸び盛りの3歳馬だけに一気に重賞タイトルまで手が届いても不思議ではない。
■デイリー杯2歳S
軸はタイセイスターリー。半兄にミッキーアイルという良血の期待馬。初戦はまだまだ荒削りな面を見せながら余力たっぷりに最速上がりをマークして快勝。外めの枠からかかり気味に好位につける競馬だったが、それで終いが甘くなることもなかったのだから能力は高い。父がマンハッタンカフェに変わり、兄よりも距離の融通は利きそう。一週前追いでは坂路で3歳オープンのドレッドノータスに先着するなど稽古の動きも上々。500kgを優に超える大型馬で一度使われた上積みも大きく、競馬への慣れも見込めるここは、いきなりの重賞でも好勝負が可能だ。
穴ならベルカプリ。前走の初勝利まで5戦を要したものの、敗れた4戦も見どころは十分。それぞれの勝ち馬の現状は、無傷2連勝のディーパワンサ、小倉2歳S4着のキョウヘイ、ファンタジーS2着のショーウェイ、百日草特別で2勝目を挙げたアドマイヤミヤビといずれもオープン級の活躍をみせており、これと小差のレースをしていたのだから、負けたとは言え価値は高い。差しタイプの多いここは展開の利も見込めるだけに、有力馬が中団より後ろで牽制しあえば、早め抜け出しからの押し切りがあってもいい。
Posted by ライアン on 11月 11th, 2016 :: Filed under 競馬
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