【菊花賞】注目馬情報!!
10月23日(日)
■菊花賞
軸はディーマジェスティ。ダービーと菊花賞の2冠馬となると、1973年のタケホープまで遡る必要があるが、皐月賞と菊花賞の2冠馬は2000年以降だけでもエアシャカールとゴールドシップの2頭がおり、それ以前もセイウンスカイ、サクラスターオー、ミホシンザンなどがいる。それはつまり、菊花賞で求められる能力はダービーよりも皐月賞に近いという事に他ならない。最大のライバルであるサトノダイヤモンドは、ハナ差2着に敗れたとはいえ明らかにダービー向きの馬。対する本馬は皐月賞では能力を存分に発揮したものの、ダービーでは流れが向かず3着に敗戦。これこそが菊花賞への適性を示しているとは言えまいか。ひと夏を超えて馬体は大幅にパワーアップ。成長度で言えばライバルを大きく上回っており、ここは2冠達成が濃厚だ。
穴ならウムブルフ。父ディープインパクトに母父モンズーンという社台グループこだわりの血統馬。未勝利勝ち直後の京成杯で1番人気に支持されたように、その素質に対する評価は極めて高い。春シーズンは抽選で滑り込んだ皐月賞で10着と大敗し、ダービーを断念したが、ここで無理をせず自己条件からステップを踏む選択をした事が奏功。ダービー前日の500万下と快勝すると、一息入れた後、夏の札幌で古馬相手の1000万下を圧勝。2600mの距離で、社台グループ総帥の吉田照哉氏が「来年はメルボルンCだね」と饒舌になるほどの勝ちっぷりを見せ、手綱を取った香港No.1ジョッキーのモレイラも「距離はもっと延びても大丈夫」と評価。ステイヤーの領域となる3000mで大金星があっても驚けない。
Posted by ライアン on 10月 22nd, 2016 :: Filed under 競馬
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