10月2日（日）

 

■スプリンターズＳ

 

軸は人気でもビッグアーサーで仕方ない。デビュー５連勝で一躍新スプリント王の期待を駆けられたもののオープン入り後はやや足踏み。それでも今春の高松宮記念で悲願のＧＩ初制覇。父サクラバクシンオーの最後の大物と呼ばれるに相応しい圧倒的なスピードと力強い走りでついにタイトルを手にした。春秋制覇に向けた今秋はセントウルＳから始動。スタートから桁違いのスピードでハナに立つと、そのまま後続は為す術なし。あっさりと押し切って前哨戦を勝利した。あのロードカナロアでさえ勝ちきれなかった秋初戦をクリアしたことでＧＩ連勝への期待度は最高潮。スムーズならまず負けることは考え難い。

 

穴ならレッドファルクス。芝、ダートを問わず結果を残してきた競馬界の二刀流。２走前にダートの欅Ｓでオープン初勝利を果たすと、前走のＣＢＣ賞では初の重賞タイトルを芝で獲得と完全に充実期を迎えた。その前走は久々の芝のスプリント戦で道中の追走には苦労したものの、ラストは出走メンバーで断トツとなる上がり32秒7の鬼脚で差し切り勝ち。強烈な決め手はもちろん、高速決着に対応できたことも大きな収穫となった。早々にミルコ・デムーロ騎手とのコンビ継続が決まったのも名手の手応えの現れか。リフレッシュ放牧を挟み万全の状態で迎える大一番。大駆けのチャンスは十分ある。

 

 

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Posted by ライアン on 10月 1st, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: スプリンターズステークス

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