【京成杯AH&セントウルS】注目馬情報!!
9月11日(日)
■京成杯AH
軸はダノンプラチナ。ハンデ58.0kgは決して楽な斤量ではないが、それも絶対能力の高さでカバーできる。朝日杯FSの快勝は言うに及ばず、昨秋の富士Sは半年の休み明けで初の古馬相手という厳しい条件の中、サトノアラジン以下を一蹴。続く香港マイルでも着順こそ7着ながら、勝ったモーリスに0秒4差と世界でも戦える力を証明した。蹄の不安などで春シーズンは棒に振る形となり、今回は東京新聞杯以来、約7ヶ月ぶりの復帰となるが、前述富士Sを半年ぶりで勝利しており休み明けは減点にはならない。勝って大舞台へと繋げたい。
穴ならダンスアミーガ。昨年のターコイズSでは最低16番人気で2着という激走を見せ大波乱の立役者となった本馬。その後はまたスランプが続き、先の重賞での激走がフロック視されもしたが、サマーマイルシリーズの2戦で完全復活。いずれも馬券圏内には入れなかったものの、共に勝ち馬と0秒2差の4着に好走。重賞通用の能力を改めて示してみせた。シリーズ皆勤となるだけに状態面一つ鍵を握るが、今は中竹師曰く「はじけんばかりの良い体」。もともと叩き良化型だけに休み明け3戦目の今回こそが一番のデキで、前進があってもいい。
■セントウルS
軸はビッグアーサーで仕方ない。デビュー以来ほとんど崩れることなく安定した走りを見せているが、なかでも初のGIタイトルを手にした前走の高松宮記念はレコードでの完勝と完全本格化を示す圧巻の内容だった。ディフェンディングチャンピオンとして迎える秋シーズンは当然、本番を見据えた仕上げでの始動となるが、もともと気性的に久々を苦にするタイプではなく、最終追い切りも栗東坂路で4F51秒9-1F12秒2と時計、動きともに文句なし。高速馬場も持って来いだけに、開幕週の馬場ならあっさり押し切ってくれるはず。
穴ならラヴァーズポイント。スプリンターズSの優先出走権がかかるレースではあるものの、前走別の成績では北九州記念組が最上位と、実際には夏競馬の最終戦んとしての意味合いの方が強い本競争。夏を順調に使われてきた馬にこそ妙味がある。狙いはラヴァーズポイント。前走は荒れてきた馬場と擦られる競馬で持ち味が発揮出来なかったが、2走前のCBC賞は7番人気の低評価を覆す2着。能力は重賞でも通用する。暑い時季に強い馬で「具合は変わらず良い」と状態。広い阪神替わりと開幕週の馬場はいずれも歓迎材料。ノーマークで先手が取れれば一発があってもおかしくない。
Posted by ライアン on 9月 10th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: セントウルステークス, 京成杯AH