【アイビスSD&クイーンS】注目馬情報!!
7月31日(日)
■アイビスサマーダッシュ
軸はベルカント。帰国初戦の前走CBC賞は勝ち馬の決め手に屈する形になったが、牝馬で55.5kgを背負いながら楽にハナを切り1分07秒3の好時計で走破。厳しい条件を考えれば十分に力は示したと言える内容だった。昨年1着の実績が示す通り当舞台への適正も高く、持ち時計54秒1は千直巧者の揃うここでも断トツの数字。もともと夏になると調子を上げるタイプで、その上で1度使われた上積みも大。勝てば同レース連覇、さらにはサマースプリントシリーズ連覇に王手がかかる一戦で、陣営も「結果を出したい」と意気込んでおり勝負気配は極めて高い。
穴ならローズミラクル。芝では未だに掲示板を外したことがないという安定株。前走は初めての条件ながら直線競馬にも上手く対応して3着に好走。圧倒的に外枠が有利になる開催8日目だっただけに、上位2頭とは枠順の差も大きく、3着でも十分に適正と能力の高さはみせた印象だ。6歳ながら「この年齢でもまだ成長を感じる」と今が充実期といった様相で、最終追い切りも「相変わらず文句なし」というデキ。「前走の内容なら重賞に挑戦しても大丈夫」という羽月師の言葉を信用したい。
■クイーンステークス
軸はリラヴァティ。以前は脚質も定まらずレース運びにムラがあったが、今年に入り成績が安定。準オープン、重賞と連勝を決め軌道に乗った。前走のマーメイドSはスタートから押して好位につけると、4コーナー手前で押し出されるようにハナに立ち、直線では外から2着馬に並びかけられながらしぶとく盛り返して接戦を制した。今回が初の北海道遠征となるが、切れ味勝負では分が悪く、やや時計のかかる良馬場が理想だけに洋芝がプラスになる可能性は高い。抜群の先行力と非凡な勝負根性も当舞台向きといえるだけに、3連勝での重賞連勝に期待する。
穴ならメイショウスザンナ。昨年も当サイトで穴推奨馬として紹介し、結果は7番人気で1着。見事期待に応えてくれた。その後の3戦は二桁着順が続いたが、1秒以上離されたのは適距離よりも長い福島記念と愛知杯で、ターコイズSは不向きな展開で0秒6差と悪くはない内容。牝馬限定で条件さえ合えばまだまだ上位争いが出来る力はあり、その証が15番人気で3着に激走した2走前の中山牝馬S。前走の福島牝馬Sは8着と崩れたが、これも超スローの決め手比べが合わなかっただけ。距離、馬場の適正に加え、本馬向きの流れが想定されるここは昨年の続く波乱演出の可能性も十分。
Posted by ライアン on 7月 30th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: アイビスサマーダッシュ, クイーンステークス