【ユニコーンS&函館SS】注目馬情報!!
6月19日(日)
■ユニコーンステークス
軸はストロングバローズ。父マインシャフトに母父ストリートクライという典型的なダート血統で米国産馬らしいパワーが持ち味。ここまで5戦3勝2着2回と一度も連対を外していない安定株。前走の伏竜Sでは直線入り口で前が壁になりながら、2頭の間を割って抜け出し快勝。1分52秒4の勝ち時計も優秀だが、精神面での強さも見せつける結果だった。その前走で負かした相手は、次走でオープン特別や交流重賞を勝っておりレースレベルも高かった。2度の敗戦がともに東京なのは気になるが、いずれも内容的には悲観するほどのものでもなく、今回も大きく崩れることはないだろう。
穴ならイーグルフェザー。ここまで4戦2勝2着1回。勝ち方にハデさはなく、時計も平凡。それゆえに今ひとつ評価は上がらないが、東京マイルでは連を外しておらず、唯一の着外が中山コースや1800mの距離に敗因を求められるとすれば、この舞台で軽視は出来ない。ハデさはないとはいえ、初戦はスタートで不利を受けながら巻き返し、500万下勝ちの前走も出遅れながら強引にポジションを上げ、直線では一度かわされながら差し返すなど着差や時計以上の強さを感じさせるものだった。五分のスタートが切れれば重賞でも十分勝ち負けできるだけの力はある。
■函館SS
軸は連覇を狙う昨年の覇者ティーハーフ。重賞初制覇を飾った昨年の勝ちっぷりが強烈。前半3Fが33秒0のハイペースを最後方からじっくり進み、4角手前で大外からまくり気味に進出すると、直線では一瞬で全馬をごぼう抜き。流れが向いたにしても、鮮やか過ぎる勝ち方だった。その昨年に比べると勢いという点では少々物足りないものの、北海道シリーズは3戦全て重賞で3着以内と洋芝適正は高く、舞台替わりで一変の可能性は十分。昨年以上に快速馬が揃い今年も流れが向きそうなだけに連覇の期待度は高い。
穴ならセイコーライコウ。今年で9歳となった大ベテランの古豪。重賞タイトルは一昨年のアイビスSDのみで、それ以来、勝利からは遠ざかっているものの、堅実な末脚は今なお健在。前走の韋駄天Sでも上がり3Fでは31秒9の脚を使っている。「年齢的な衰えはない」と陣営が断言するほど元気いっぱいでデキは文句なし。函館SSは一昨年、昨年ともに4着と好走しており洋芝やコースに対する適正も十分。賞金別定で唯一57kgを背負わされるのは気掛かりだが、流れさえ向けば大駆けの可能性は十分ある。
Posted by ライアン on 6月 18th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: ユニコーンステークス, 函館スプリントステークス