【マーチS&高松宮記念】注目馬情報!!
3月27日(日)
■マーチS
軸はサンマルデューク。一昨年の秋にオープンに昇格してからは一年近く不振が続いていたが、3走前の師走Sを15番人気で後方一気の差し切りを決めると、続くポルックスSも12番人気で快勝。前走の総武Sも58kgを背負いながら上がり最速で2着まで追い上げてきた。以前は腰に不安を抱えていたが、それが解消されたことで稽古内容にも幅が出て「坂路に入れるようになってからグングン変わってきた」。最終追いでは日経賞に出走予定のディサイファに食い下がる動きをみせデキは万全。好内容の近3走と同じ舞台ならば、重賞でも決して引けは取らない。
穴ならマイネルクロップ。昨年のマーチSを制して以降は4戦連続で見せ場なく敗れていたが、前走の佐賀記念は道中4,5番手追走から長くしぶとい脚を使って2着を死守。もともと寒い時期に調子を上げるタイプらしく、ここにきてようやく復調気配を示した。前走後に短期放牧を挟んだが、一度使われた上積みは十分。前年覇者であるようにコース適正も申し分なし。連覇の可能性は決して低くない。
■高松宮記念
軸はアルビアーノ。前走のオーシャンSは大外枠に加え初のスプリント戦ということもあり流れに乗れなかったが、それでも最後はメンバー最速の末脚を駆使して0秒5差まで追い上げた。もっとも、「完全に脚を余す形になってしまった」と、これが実力ではないことも明白。2度目のスプリント戦で流れに慣れも見込める上、中京への舞台替わりも大歓迎。エアロヴェロシティ、ダンスディレクターといった強力なライバルの回避も相次いだここは悲願のGIタイトル奪取のチャンスと言えそうだ。
穴ならスノードラゴン。一昨年のスプリンターズS覇者。脚部不安による1年以上の長期休養から、前走のオーシャンSで復帰。例年以上に時計の速い決着となったが、後方からしっかりと脚を伸ばし3着とGI馬の底力を見せつけた。休養期間が長く、今年で8歳という年齢から懐疑的な見方も多いが、前走内容からすれば顕著な衰えは全く感じられず、混戦模様の今年はチャンスも十分。少しでも時計のかかる馬場になるようであれば、さらに信頼度は増す。
Posted by ライアン on 3月 26th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: マーチステークス, 高松宮記念