【AJCC&東海S】注目馬情報!!
1月24日(日)
■AJCC
軸はサトノラーゼン。昨春は京都新聞杯を制し、日本ダービーではドゥラメンテの続く2着と世代トップクラスの実力を示した。秋2戦はともに敗れたものの、セントライト記念は本番を見据えて折り合いに専念した結果、勝負どころで四方が壁になる不利があっての0秒3差の7着。本番の菊花賞では結果的に「(敗因は)距離かも知れない」という5着。いずれも力を出し切ってのものではない。菊花賞の後に無理をせず休養させたことで心身ともにすっかりリフレッシュ。稽古の動きから久々でも力の出せる状態と見ていいだろう。昨春までは3着を外したことのなかった安定株。ここも普通に走れば勝ち負けが濃厚だろう。
穴ならステラウインド。前走の中山金杯では極端なスローペースで流れたこともあって切れ負けした印象だが、やや間隔が空いて体が重めだった点や、最終コーナーで逆手前になるなどリズムを崩した部分もあり、一概に評価を落とすことは出来ない。「今度は体を絞った」と状態面では大きな上積みが見込め、コーナーが緩やかな外回りに変われば手前もスムーズに替えられるはず。GIIIからGIIへ格が上がり相手関係も強化されるが、仕上りを含め条件も大幅に好転。そろそろ悲願の重賞タイトルに手が届いてもおかしくはない。
■東海ステークス
軸はロワジャルダン。小差4着に好走したチャンピオンズCはハイペースの展開が向いたのも確かだが、初めてのGIで一線級を相手に0秒3差は素直に評価していい。まだまだキャリアも浅く、昨秋からの充実ぶりを見るに今がまさに成長期といった感じで、前走からの上積みも十分。前走は出遅れて後方からの競馬になったが、本来は展開に応じて位置取りを選ばないセンスの持ち主で先行有利の中京ダートも問題ない。現状ではまだGIIIを一つ勝っただけで、今後GIの舞台を目指すためにも賞金不足は否めない。一線級が川崎記念に回るここは何としても賞金を加算しておきたいところだろう。
穴ならアスカノロマン。昨秋は4,2着と春先の不振から脱却。デビュー当初よりも40kg前後も増えた馬体は本格化を示すものと言っていいだろう。2着に敗れた前走も「まんまと逃げられただけ」と陣営は力負けではないことを強調しており悲観材料には成り得ない。中京ダートは久々になるが、1000万下の濃尾特別で強い勝ち方をしたコースで適正は高く、主戦の太宰は「抜けた馬はいないのでやれると思う」と自信を見せている。ここで賞金を加算できれば「フェブラリーSへ」とGIにも色気を見せており、一発の可能性は決して低くない。
Posted by ライアン on 1月 23rd, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: AJCC, 東海ステークス