11月28日（土）

 

 

■京都２歳ステークス

 
軸はロライマ。阪神芝2000ｍのデビュー戦は、前半1000ｍ通過が66秒という超のつくスローペースを好位で問題なく折り合い、４角手前から徐々に進出。直線ではレース上がりが11秒4－11秒5－11秒5と刻まれた中をノーステッキでグングンと加速し、ゴール前できっちりと差し切ってみせた。着差はアタマ差ながら内容は着差以上の評価が必要だろう。伯父に幻の三冠馬フジキセキがいる良質な母系に父キングカメハメハという良血で血統の裏付けは十分。やや間隔は空いたが、遅生まれで成長を促しながらじっくり調整されており仕上りにも不安はない。僚馬スマートオーディンに続く重賞制覇を期待する。

 

 

穴ならキャノンストーム。現２歳がファーストクロップとなる新種牡馬ワークフォース産駒。重馬場のデビュー戦は、中団待機から勝負どころでの鞍上のゴーサインに即座に反応、一気に抜け出し後続に２馬身差をつけて快勝した。前を掻き込むようなパワフルなフットワークはいかにも欧州血統を感じさせるもので、軽い芝、早い時計への対応が鍵となるが、父と同じキングマンボ系の血は日本でも多くの活躍馬を出しており、それに母父サンデーサイレンス、祖母ファレノプシスという配合であれば血統的には何ら問題はなさそう。無論、前走同様の道悪になれば信頼度はさらに増すと考えていいだろう。

 

 

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Posted by ライアン on 11月 27th, 2015 :: Filed under 競馬
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