【オールカマー&神戸新聞杯】注目馬情報!!
9月27日(日)
■オールカマー
軸はヌーヴォレコルト。今年初戦の中山記念で2頭の皐月賞馬を破り、牡馬の一線級相手でも五角以上の走りが出来ることを証明。その後のGI2戦は期待された結果とはならなかったが、明らかに距離不足のヴィクトリアMと、6着とはいえ勝ち馬と0秒3差の宝塚記念なのだから悲観する必要はない。昨秋のローズS、今春の中山記念でしっかりと結果を出しており、休み明けでも力が出せるタイプなのも心強い。中山適性も高く、牡馬相手ながら相手関係にも恵まれたここは今後のGI戦線にむけて落とせない一戦とも言えるだろう。
穴ならマリアライト。牝馬が注目を集める今年のオールカマーだが、この馬も忘れてはいけない。半兄にJDD覇者のクリソライトがいる良血でデビュー当初から期待されてきた良血馬。2勝目をマークしてからしばらくは勝ち切れないレースが続いていたが、この春に距離を伸ばしてから走りが一変。牡馬相手に1000万下、準オープンを連勝すると、重賞初挑戦のマーメイドSでも小差2着に好走。人気を背負っていただめ道中から外を回る安全策を取った上での結果であり、その内容は勝ちに等しいものだった。前走からの距離延長も歓迎。波乱演出は十分にあり得る。
■神戸新聞杯
軸はリアルスティール。春のクラシックは皐月賞2着、ダービー4着とドゥラメンテの前に無冠に終わったが、デビュー2戦目で共同通信杯を制するなど潜在能力の高さは誰もが認めるところ。ダービー後に骨折が判明するも、程度は軽く予定通りに神戸新聞杯から復帰。乗り込み量も豊富で力の出せる状態と判断していいだろう。距離に不安を残すタイプではあるが、阪神外回りの2400mはスローペースの瞬発力勝負になりやすく、対応は十分に可能。ドゥラメンテが故障で戦線を離脱している今、世代を牽引できるのは本馬をおいて他にいない。前哨戦でしっかりと結果を残し、堂々の主役として最後に1冠に駒を進める。
穴ならティルナノーグ。デビュー当初はダービーの最有力候補と呼ばれていた逸材。2勝目を挙げてからは足踏みが続き春のクラシックには出走すらままならなかったが、約3ヶ月ぶりだった前走の信濃川特別は好スタートから先手を奪い逃げ切り勝ち。もっとも、逃げ切りとはいえ新潟外回りらしいスローの流れで上がりはメンバー最速の33秒1。決め手の鋭さを武器とする本馬の本質に変わりはない。何と言っても阪神外回りの2400mは決め手優先の舞台。乗り慣れた武豊騎手に戻り、持ち前の末脚が炸裂すれば、優先出走権はもちろん念願の重賞タイトルにまで手が届いても不思議ではない。
Posted by ライアン on 9月 25th, 2015 :: Filed under 競馬
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