9月21日（祝）

 

■セントライト記念

 

軸はサトノラーゼン。京都新聞杯１着、ダービー２着の実績は文句のつけようがない。初勝利までに５戦を要したように勝ちみに遅いタイプではあるが、それでもデビューから10戦で複勝率100％の安定感は紛れも無い能力の裏付けと言える。流れや展開に左右されにくい王道の脚質で、これまでに札幌、中京、京都、東京、阪神を経験。そのすべてで好走してきただけに、初の中山コースも問題ないだろう。菊花賞を目指す有力馬の多くは神戸新聞杯から始動とあって比較的メンバーは手薄。ここはしっかりと結果を残して、最後の一冠に向けて弾みを付けたいところだ。

 

 

穴ならタンタアレグリア。春先までは「素質だけで競馬をしている」と言われた本馬だが、その状態で青葉賞で２着に入りダービーにまで出走したのだから潜在能力は相当なものと考えていい。そのダービーもスタートで後手を踏みながら、最後はしっかりと追い上げて７着なら及第点だろう。強い負荷を掛けても馬体を減らすことなく稽古を消化できており、春よりも逞しく成長。サドラーズウェルズを内包する母系に父ゼンノロブロイの血統からは高い舞台適正を読み取ることも出来る。課題のスタートさえ無難にこなせば、優先出走権を確保する以上の結果になっても驚けない。

 

 

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Posted by ライアン on 9月 20th, 2015 :: Filed under 競馬
Tags :: セントライト記念

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