【ラジオNIKKEI賞&CBC賞】注目馬情報!!
7月5日(日)
■ラジオNIKKEI賞
軸はパラスアテナ。脚元を考慮してダートを使われたデビュー2戦では2,4着と勝ち切れなかったが、芝に転じた3戦目を5馬身差で圧勝すると、前走のカーネーションCでは上がり33秒3の強烈な末脚を発揮してあっさり連勝を決めた。同レースの牝馬Vは92年シンコウラブリイ以来ないが、「初勝利を挙げている舞台だし、ハンデ52kgで出走できる」と高柳師は意に介さない。名手武豊も「すごく乗りやすいし、能力を感じさせる馬」と高く評価しており、自ら「もう一度乗る」として決まった重賞挑戦。「状態はいい意味で前走を同じくらい」とデキは申し分なく、27年ぶりの快挙達成が見込まれる。
穴ならコンドゥクシオン。小回り福島の開幕週ながら、前走を逃げ勝ってきた馬が多く先行争いの激化が避けられないメンバー構成。であれば待機組にもチャンスは十分ある。前走の青葉賞は大外枠もあってポジションを取りに行かざるをえなかったが、2,3走前がともに上がり最速と本来は決め手を生かしたいタイプ。それも小回りコースで一瞬のキレを生かす競馬が最も向いている。初戦Vの舞台で適正は申し分なく、距離短縮も歓迎。道悪で2勝を挙げているように、雨で馬場が渋るようなら信頼度はさらに増しそうだ。
■CBC賞
軸はタイセイアベニール。以前は好走しながらも勝ち切れない面が目立っていたが、昨年は休養を挟む毎に馬体が成長し、近4走でオープン特別を含む3勝とここにきて一気に充実期を迎えつつある。前走で負かしたエイティーンガールは次走で重賞シルクロードS2着。単純な比較では既に重賞レベルの力量を示していると言っても過言ではなく、西村師は「全体的にすごく良くなっている。よくここまで上がってきた」と愛馬の成長に目を細める。連続開催で適度に荒れた馬場は合っており、道悪も不問。相手関係から流れも向きそうなここは、連勝で一気の重賞制覇が期待できる。
穴ならアンヴァル。近3走が13,8,16着と振るわないが、それぞれ出遅れ、不利、適性外の距離と敗因はハッキリしており、藤岡健一師は「取りこぼした感が強い」と力負けではないことを強調する。それ以前は重賞とオープン特別で6戦連続4着以内と安定感抜群の実力馬。「ひと息いれて立て直して、ここまで順調にきている」という今回は休み明けながらここ最近では一番のデキ。もともと重賞で勝ち負けできる能力があり、昨夏もいい競馬をみせているように夏場も得意なタイプ。一変があってもおかしくない。
Posted by ライアン on 7月 4th, 2020 :: Filed under 競馬