4月5日（日）

 

■大阪杯

 

軸はブラストワンピース。昨秋の凱旋門賞挑戦は11着大敗と不本意な結果に終わったが、帰国初戦のＡＪＣＣは好位追走から最速上がりで押し切る横綱相撲で圧勝。あらためて現役トップクラスの実力を証明した。昨年の同レースは１番人気で６着に敗れているものの、スローペースでポジションも後ろになり、道中は終始外々を回らされる厳しい展開。それでいて0秒3差なのだから、力負けでもなければ、コース適性に欠けるわけでもない。有馬記念以来のぶっつけだった昨年に対し、今年は年明けに１度使っているぶん状態面は確実に昨年以上。２度目のＧＩ制覇へ、不安要素はない。

 

穴ならカデナ。京都２歳Ｓと弥生賞を連勝し、かつてはクラシックの有力候補ともされた逸材。皐月賞で９着に敗れて以降、長らく不振が続いていたが、昨春あたりから徐々に復調気配を見せると、前走の小倉大賞典で約３年ぶりの重賞勝利を飾った。２，３走前は不向きな流れもあって大敗しているが、昨夏は新潟記念でユーキャンスマイルに0秒3差、小倉記念ではのちにコーフィールドＣを勝つメールドグラースにクビ差なのだから、流れ次第ではＧＩ級が相手でも互角に渡り合える力を秘めている。得意の小回りコースならば、ここも流れ一つで勝ち負けまである。

 

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Posted by ライアン on 4月 4th, 2020 :: Filed under 競馬

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