【マーチS&高松宮記念】注目馬情報!!
3月29日(日)
■マーチS
軸はスワーヴアラミス。デビューからしばらくは芝を使われ勝ち星に手が届かなかったが、6戦目に初ダートで適正を示すと、以降ダートでは[5-4-2-0]と馬券圏外は一度もなし。まだ全く底をみせていない。昨秋の3勝クラスは6馬身差の圧勝で、2走前は今回と同じ舞台で4馬身差完勝。前走のアルデバランSは2着惜敗も3着以下は5馬身以上も突き放しており、いかにも相手が悪かった。重賞初挑戦でハンデ57.0kgは見込まれた印象だが、それも地力を高く評価されている証。自身は58kgでも快勝経験があり、能力発揮に支障はない。初重賞でも十分に主役が張れる器だ。
穴ならルールソヴァール。佐賀記念勝ち、みやこS2着と実績十分の実力馬。約16ヶ月ぶりだった前走からまた間隔は空いたが、明らかに稽古代わりといった感じだった前走時と比べてデキは雲泥の差。この中間の動きは重賞でも好走していた以前と遜色ないもので、馬体も絞れており長期休養明けの雰囲気はない。全兄サウンドトゥルーが10歳となった今年も交流重賞で好走しているように、年齢による衰えとは無縁の遅咲きの血。長休明けの8歳馬でも安易に軽視は出来ない。
■高松宮記念
軸はグランアレグリア。昨年の桜花賞馬がスプリント路線に参戦。前走の阪神Cは初めての1400mだったが、抑えきれないほどの手応えで難なく対応して、2着に5馬身差の大楽勝。マイルではネックになっていた気性面の危うさが、他距離を短くしたことで大きくプラスに働いた印象だ。今回はさらに1Fの短縮で初のスプリント戦になるが、持ち前のスピードはここに入っても文句なしで最上位レベル。左回りも急坂も不問で中京替わりも問題なし。引っ張る馬もいて流れも向きそうなだけに、前走同様、あっさり突き抜けるシーンまでありそうだ。
穴ならステルヴィオ。一昨年のマイルCS覇者もスプリント路線へ。前走の阪急杯は直線伸び届かずの5着に敗戦。乗り込み豊富で見た目には仕上がっていたが、スタートの遅れも含め、さすがに約9ヶ月ぶりが影響した感は否めない。それでも、勝ち馬とはわずかに0秒2差。初の1400mだったことを考えれば十分に及第点は与えられる内容だ。レース後も特にダメージはなく、中間は在厩で調整してここまで順調な仕上がり。一昨年のマイルCS覇者で能力の高さを疑う余地はないだけに、スムーズにスプリントの流れに乗れれば一発があっていい。
Posted by ライアン on 3月 28th, 2020 :: Filed under 競馬