【AJCC&東海S】注目馬情報!!
1月26日(日)
■アメリカJCC
軸はミッキースワロー。昨年は七夕賞で重賞2勝目を挙げるも、秋はオールカマー2着、福島記念3着と勝ち切れず。それもあってか、有馬記念を自重してここに照準を定めてきた。もっとも、オールカマーは完全な前残りの流れを最速上がりで2着まで追い込み、福島記念も勝ち馬と3.5kg差となる58.5kgの斤量を背負って0秒2差だから、2戦とも地力の高さを証明するには十分な内容だったとも言える。中山の芝2200mはアルアインらを相手に豪快に突き抜けたセントライト記念を含め、[2-2-0-0]の得意舞台。再びGIの舞台に立つためにも、ここは結果が求められる。
穴ならウラヌスチャーム。前走のエリザベス女王杯は11着大敗。牝馬限定でも重賞タイトルはなく、相手関係を考えると厳しい戦いも予想されるが、期待すべきはその舞台適正。ここまで16戦のキャリアで[4-4-0-8]も立派な成績だが、これを中山に限定すると[1-3-0-0]と連対率100%と抜群の適正を誇っている。さらに、芝2200では牡馬相手に準オープン勝ちがあり、当時3着に負かしたクレッシェンドラヴがのちに福島記念勝ちなら混合重賞でも通用する計算は成り立つ。中間の調整も順調で久々でも力の出せる仕上がり。波乱演出があっても驚けない。
■東海S
軸はヴェンジェンス。以前は1200m、1400mを中心に使われていたが、昨秋から中距離路線に転じると、オープン特別の太秦Sでいきなり2着好走。さらに続くみやこSで待望の重賞初制覇を果たした。前走のチャンピオンズCも一線級相手のGIで0秒7差。しまいはしっかり脚を使っており決して悲観するような敗戦ではない。今回はみやこS同様、インティやスマハマといった徹底主張型が複数おり、さすがに当時のような超ハイペースにはならないだろうが、決め手を生かしたい本馬向きの流れになる可能性は大。2つ目の重賞タイトルは手の届くところにある。
穴ならモズアトラクション。極端な脚質ゆえに常に展開待ちのタイプだが、ハマった時の末脚の破壊力は抜群。前走のチャンピオンズCも結果は12着とはいえ、上がり3Fはメンバー2位タイで、1,2着馬と同じ35秒4だから、決め手だけならGI級と言っても過言ではない。また、京都ダートは昨年の平安S2着や準オープン勝ちもある得意コースだけに、秋の京都の改修工事による影響で番組編成の関係上、今年は京都開催というのも大きなプラス。強力先行勢が揃いハイペース必至の今回のメンバー構成なら、出番があっていい。
Posted by ライアン on 1月 25th, 2020 :: Filed under 競馬