【武蔵野S&デイリー杯2歳S】注目馬情報!!
11月9日(土)
■武蔵野S
軸はエアアルマス。芝でも3勝を挙げるなど上々の結果を残していたが、3走前からダート路線に切り替えると、そこから一気の3連勝。父マジェスティックウォリアーに母父エンパイアメーカーという米国血統のマル外らしい高い砂適正を示している。芝実績から芝スタートのコースは問題なく、左回りも芝で経験済み。池添学師が「マイルがベストだと思う」と言うように距離短縮も大歓迎。坂路で好時計マークの追い切りから仕上がりも万全と言えるだけに、4連勝での重賞初制覇が狙える。
穴ならマジカルスペル。芝スタートという特殊な設計の東京ダートマイルはリピーターが多い適正重視の舞台。そこで3戦2勝、負けた一戦も出遅れて厳しい位置取りになりながらの0秒4差5着と崩れていない。昨春の立夏Sでマークした1分35秒4も、例年の武蔵野Sの勝ち時計と比べても遜色なし。舞台適正は文句なしで高いと言っていいだろう。昇級の前走は6着に敗れたが、躓いて出遅れた上に流れも向かずという競馬で、力負けとは言えない。藤原厩舎の叩き2走目。得意舞台での一変があり得る。
■デイリー杯2歳S
軸はペールエール。前走の新潟2歳Sは、好位抜け出しの王道の競馬で完全に勝ちパターンかに見えたが、最後は勝ち馬の決め手に屈する形で2着惜敗。敗れたとはいえ、自身も上がり33秒1と脚は使っており、内容的には十分に評価できるもの。相手が悪すぎたと割り切って考えていい。前走後は放牧に出してリフレッシュ。帰厩後の調整も順調で「馬体がたくましくなった」と成長分の上積みも大きく、最終追い後には「満足度としては完璧かな」と安田隆師。今度こそ初タイトルを掴み取る。
穴ならインザムード。祖母がフサイチパンドラ、叔母にアーモンドアイがいる血統馬。阪神芝マイルの初戦は、内の2番手でじっくり構え、直線軽く促されると早め先頭からあっさり押し切る好内容。2着に2馬身半差の完勝で、勝ち時計1分34秒9も優秀。鞍上の田中健騎手も「強い勝ち方だった」と高く評価する。高い先行力があり、「折り合いも問題ない」という気性面からもスロー濃厚の少頭数は歓迎。理想の展開で能力発揮となれば、ここに入っても決してヒケは取らない。
Posted by ライアン on 11月 8th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: デイリー杯2歳ステークス, 武蔵野ステークス