【AR共和国杯&みやこS】注目馬情報!!
11月3日(日)
■AR共和国杯
軸はアフリカンゴールド。気性面、体質面の課題を克服すべく春に去勢手術を施すと、術後2戦目となった前走の六社Sを快勝。去勢直後は低迷する馬も多いが、時間の経過とともに心身のバランスが取れてきたことで、ようやく本来の力が発揮できるようになってきた。ドバイワールドC勝ち馬の弟という良血で、「もともと能力は高かったし、ここで結果を出して飛躍につなげたい」と西園師。ルメール騎手のたっての希望で実現した初タッグ。名手の手綱で重賞初制覇を狙う。
穴ならハッピーグリン。これまでは門別所属のまま中央に参戦していたが、出走できるレースが限られることから中央移籍を決断。今回は転入初戦となる。昨夏のSTV賞以降、中央での勝ち星はないものの、ジャパンC7着、日経賞では4着など強豪相手に善戦。それもその都度門別からの長距離輸送というハンデを背負った上での結果なのだから価値は大きい。転入後は栗東の坂路で鍛えられ、調整も順調そのもの。心機一転の一戦で前進に期待したい。
■みやこS
軸はインティ。統一GIで地方遠征した春の2戦は不本意な競馬が続いたが、特に前走の帝王賞は捨て身の逃げ馬にハナを奪われ、道中はずっと力みっぱなし。まったく力を発揮できずに終わった印象で、能力そのものを否定することは出来ない。今回は長距離輸送のない関西圏での競馬で、舞台は2戦2勝の京都ダート1800m。大型馬ながら久々を苦にするところはなく、59kgも気にならない。5歳馬でもキャリアはまだ10戦と浅く伸びしろも十分。大目標のGIに向け、まずは前哨戦でその力を証明したい。
穴ならラビットラン。交流重賞で善戦止まりが続いているが、前走は約8ヶ月ぶりの実戦で、プラス30kgと馬体にもいくぶん余裕があったぶん、しまいの伸びを欠いた印象。それでも、デムーロ騎手曰く「太め感はなかった」と言うのだから、まだ中身が伴っていなかっただけで、ここにきて成長分も大きいということ。京都ダートは[1-1-0-1]で、1800mは良馬場で1分50秒4と持ち時計もまずまず。陣営も「牡馬相手でも力を出せれば遜色ない」と自信を見せており、牝馬だからと甘く見ると痛い目に合いそうだ。
Posted by ライアン on 11月 2nd, 2019 :: Filed under 競馬