【新潟2歳S&キーンランドC】注目馬情報!!
8月25日(日)
■新潟2歳S
軸はウーマンズハート。同舞台の新馬戦を3馬身半差で圧勝。当舞台の2歳戦では歴代最速タイの記録となる上がり32秒0の末脚で非凡な瞬発力を見せつけた。上がりが速くなりやすい新潟外回りとはいえ、ラスト2Fのラップは10秒7-10秒9という文句のつけようのないもの。西浦師も「思った以上の強さだった」とレースぶりを高く評価する。開催終盤でより外差しが利くようになってきた馬場は大歓迎。今度は牡馬が相手になるが、前走同様決め手を活かす競馬に徹すれば、連勝が有望だろう。
穴ならエレナアヴァンティ。メンバーで唯一、オープン勝ちがある2勝馬。ハイラップを先行して押し切った初戦も強い競馬だったが、スローペースを好位でしっかり折り合い、上がり最速で鮮やかに抜け出した前走ダリア賞も全く危なげない勝ちっぷりだった。夏場の連戦になるが「体は出来ているので追い切りは軽めで十分。馬も元気ですよ」と宗像師。キャリア2戦のアドバンテージは大きく、デキに不安がないのなら3連勝まであっておかしくない。
■キーンランドC
軸はタワーオブロンドン。7F以上で重賞3勝を挙げているが、主戦のルメール騎手は「この距離がちょうどいい」と本質はスプリンターとの見立て。自身初のスプリント戦だった前走の函館SSは、禁止薬物騒動の影響で少頭数となり先行有利の流れになったことが響いたが、それでも58kgを背負って上がり最速、勝ち馬と0秒2差なら地力の高さとともに高いスプリント適正も示したと言える。主戦に手綱が戻り、慣れも見込める距離2戦目。本領発揮なら4つ目のタイトル奪取が濃厚だ。
穴ならデアレガーロ。重賞初勝利を果たした2走前の京都牝馬Sは9番人気の低評価だったが、続く高松宮記念も7着ながら0秒5差と善戦。前有利の高速馬場を出遅れながら上がり3位の末脚で追い込んでの結果だから、着順以上に高く評価できる競馬だった。昨年は8着に敗れているものの、「昨年と比べて体調は今年の方がいい」と大竹師はデキの差を強調。もともと洋芝適正は高いだけに、舞台替わりで一発があっていい。
Posted by ライアン on 8月 24th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: キーンランドカップ, 新潟2歳ステークス