【札幌記念&北九州記念】注目馬情報!!
8月18日(日)
■札幌記念
軸はワグネリアン。復権を目指す昨年のダービー馬。皐月賞は7着に惨敗。ダービーは5番人気での勝利。秋シーズンはGIの出走なし。どこか物足りなさの残る戦歴だが、前記皐月賞以外では一度も馬券圏内を外しておらず、地力の高さは歴然。前走の大阪杯も、休み明けかつ好メンバーの揃ったGIで3着なのだから十分評価に値する。ここまで大事に使われてきており、ここも一戦必勝の構え。札幌入厩後も順調に調整が重ねられ、久々でも仕上がりに不安はない。ハイレベルな真夏のGIIでダービー馬が威厳を取り戻す。
穴ならサクラアンプルール。前走の安田記念は11着といいところがなかったが、2走前の日経賞から一気の距離短縮で自身初のマイル戦で、もともと東京コースには良績なし。完全に適性外の舞台だったのだから度外視していいだろう。札幌記念は一昨年1着、昨年が6着ながら0秒4差。前走とは逆に、洋芝&札幌コースの適正は文句なしに高い。函館記念からの臨戦だった前2年に対し、今年は安田記念から十分な間隔を取り、万全を期した調整。強敵揃いでも適正の差で一発があり得る。
■北九州記念
軸はディアンドル。初戦2着に敗れて以降、未勝利から重賞の葵Sまで一気の5連勝。一貫して芝1200mに拘って使われ、その期待に応えてきっちりと結果を出し続けている。ハナでも控えても競馬が出来るレースセンスの高さがあり、展開に左右されないのは大きな強み。本質的にはパワー型で平坦よりも直線に坂のあるコースの方が合うタイプだが、高い先行力とスピードの絶対値からすれば小倉コースも大きな減点材料にはならない。5連勝中でも3歳牝馬だけにハンデは手頃。初の古馬相手でもあっさり押し切れる。
穴ならエントリーチケット。極端な脚質から展開に左右される面が大きく成績が安定しないが、昨夏は条件戦とはいえ当地小倉で2連勝。時期、コースともにこの条件が合っているのは間違いない。道悪の前走を度外視すれば、2走前は重賞で上がり最速、3走前は出遅れて0秒1差、4走前はオープンを快勝と、能力的にはここに入っても十分通用する。久々の前走を叩いて状態面も確実に上向いており、得意舞台に変われば一変があっておかしくない。
Posted by ライアン on 8月 17th, 2019 :: Filed under 競馬
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