【アイビスSD&クイーンS】注目馬情報!!
7月28日(日)
■アイビスSD
軸はライオンボス。昨夏にダート1000mで500万下を勝ち上がるも、その後は1000万下で頭打ち。しかし、2走前に初めて直線競馬を走ると、単勝15番人気ながらこれを5馬身差で圧勝してみせた。さらに、格上挑戦で挑んだ韋駄天Sでも他馬を完封。着差以上の強さを感じさせる内容で、勝ち時計はコースレコードに0秒2差に迫る53秒9。2走前も54秒1で駆けており、2戦連続の快時計は抜群の千直適正の裏付けに他ならない。前走だけ走れば初重賞でも圧勝まであっていい。
穴ならレッドラウダ。新潟千直は[2-3-3-8]と実績豊富で、54秒2の持ち時計もあり適正は随一。近走は結果は出ていないものの、この中間も坂路で4F51秒3、1F12秒2と文句なしの時計をマークするなど、全く衰えを感じさせない動きを見せている。今回は藤田菜七子騎手との初コンビになるが、陣営は「菜七子は直線競馬がうまい。扱いにくい馬ではないので初めてでも手は合うはず」とテン乗りでも全幅の信頼。本来の力が発揮できれば、この相手でもチャンスは十分ある。
■クイーンS
軸はミッキーチャーム。昨秋の秋華賞では最後までアーモンドアイを苦しめて0秒2差の2着。今期初戦の中山牝馬Sは本来のデキになく大敗したものの、続く阪神牝馬Sではしっかり巻き返して重賞初勝利。激流に巻き込まれた前走は度外視できるもので、牝馬同士ならトップクラスの能力馬であることを疑う余地はない。昨夏の3連勝が示すように、北海道での滞在競馬、洋芝、小回りコースはこれ以上ない絶好の条件。2つめのタイトルは手の届くところにある。
穴ならメイショウショウブ。昨秋のデイリー杯2歳S、今春のNZTとGIIで2着2回の実績は侮れない。これまで馬券圏外は3度あるが、阪神JFは0秒7差で着順ほど大きくは負けておらず、チューリップ賞は出遅れが響いてのもの、オークスは距離が長すぎたとすれば、どれも悲観するような負け方ではなかった。ダイワメジャー産駒だけに距離短縮は歓迎で、唯一の3歳牝馬で51kgの斤量は大きなアドバンテージ。休み明けでもしっかり仕上がっており、一発の気配を十分に漂わせている。
Posted by ライアン on 7月 27th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: アイビスサマーダッシュ, クイーンステークス