【エプソムC&マーメイドS】注目馬情報!!
6月9日(日)
■エプソムC
軸はミッキースワロー。アルアインを完封した3歳秋のセントライト記念以降は勝ち星に恵まれていないが、超高速のレコード決着となったジャパンCで上がり最速の5着があるようにポテンシャルの高さは間違いない。前走の新潟大賞典は2着に敗れているものの、不向きな流れと57.5kgのトップハンデを考えれば負けて強しの内容。当時の4着馬が後の目黒記念をレコード勝ちし、勝ち馬は鳴尾記念も連勝しているのだからレースレベルも高かった。別定戦のここは56kgで出走が可能で、前記JCの好走例から東京適正も十分。秋に向けてしっかりと賞金を上乗せしておきたいところだ。
穴ならショウナンバッハ。強烈な末脚を武器に度々波乱を演出しているムラ馬。前走のメイSも上がり33秒1の豪脚で12番人気の低評価を覆して3着に好走してみせた。それ以前も、中日新聞杯、新潟記念などで二桁人気での激走があり、展開がハマれば重賞でも勝ち負けできる地力を備えている。今年で8歳ながらその末脚に陰りはなく、前走で手綱を取った吉田豊騎手も「以前と比べてずいぶんと良くなっている」とここにきての伸びしろを強調。引き続き前走と同舞台、同鞍上。ここも展開一つで馬券になっておかしくない。
■マーメイドS
軸はモーヴサファイア。2,3歳時は走りにかなりムラがあったが、長期休養明けの昨春以降は一度も連対を外しておらず、成長力に富むハービンジャー産駒らしく、ここにきて充実期を迎えつつある印象だ。前走で負かした2,3着馬も、3走前に負かした2着馬も、いずれもその後にしっかり準オープンを勝ってオープン入り。戦ってきた相手も決して弱いわけではなかった。舞台は3馬身差圧勝で抜群の適正を示した前走と同じ阪神芝内回りの2000m。牝馬同士のハンデ戦なら昇級即重賞でも五角以上に戦える。
穴ならサラス。前走のパールSは11番人気を覆して3着に好走。スローペースを好位で運んだ勝ち馬が押し切る流れを、後方待機から0秒3差まで追い上げた末脚はフロックとは決して言えないものだった。主戦の松若騎手が「もともと能力はある馬」と言うように、陣営の評価は高く、これまでにも紫苑Sに日経新春杯と積極的に格上挑戦で重賞に挑んできた好素材。「良い頃の状態に戻りつつある」という今のデキに加え、ハンデは裸同然の51kg。一発があっていい。
Posted by ライアン on 6月 8th, 2019 :: Filed under 競馬
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