【オーシャンS&チューリップ賞】注目馬情報!!
3月2日(土)
■オーシャンS
軸はナックビーナス。昨秋はスプリンターズSで2番人気の支持を集め、結果は7着も勝ち馬とは僅かに0秒4差。高松宮記念3着の実績通り、地力はGI級だ。年明け初戦のカーバンクルSは今回上位人気が確実なモズスーパーフレアに逃げ切られたが、勝ち馬とは5kgの斤量差があり、自身58kgを背負っての小差2着ならむしろ負けて強しの内容と言える。一昨年と昨年の同レース2着を含め、当該舞台は[2-5-0-1]の得意舞台。前回から4kg減の54kgなら再度の取りこぼしは考え難い。
穴ならエスティタート。昨秋から1200mに距離を短縮すると、あっさり準オープンを勝ち上がり、その後は重賞2戦で5,2着。馬群を割って0秒4差まで追い上げた2走前の京阪杯も見どころ十分だったが、4角9番手から鋭く脚を伸ばして0秒2差2着の前走はそれ以上に中身の濃い競馬だった。中山は1000万下で2着が1回あるのみだが、ドリームジャーニー産駒ならむしろ中山替わりは歓迎。松永師が「いま本当に充実している」というほどの好仕上がり。最後の好走に期待したい。
■チューリップ賞
軸はシェーングランツ。阪神JFではダノンファンタジーの4着に敗れているが、当時は枠順の内外が明暗を分けたところが大きかった。内枠で進路の確保に手間取った本馬に対し、勝ち馬は外めからスムーズな競馬。0秒3差が両馬の力関係を示すものではないことは明らかだ。この中間は在厩でじっくり調整され、「体つきにも成長を感じるし、すごくいい感じだよ」と始動戦に向けて藤沢師も納得の表情。半姉のオークス馬ソウルスターリングがいる良血。まずは前哨戦で昨年暮れのリベンジを果たし、牝馬クラシックに向けて弾みをつけたい。
穴ならマルモネオフォース。デビュー6戦目の前走でようやく初勝利を挙げたばかりだが、ダートの初戦以外は全て馬券圏内を確保しており、その内容も秀逸。GI2着のアドマイヤジャスタをはじめ、重賞で連続好走のハッピーアワーや、ここ出走で上位人気濃厚のノーブルスコアといった強敵相手にに差のない競馬を続けてきた。2戦目から手綱を取っている富田暁も「馬はどんどん良くなっている」と一戦ごとの成長も顕著。これまで戦ってきた相手からすれば、ここでの激走があっても何らおかしくはない。
Posted by ライアン on 3月 1st, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: オーシャンステークス, チューリップ賞