【エリザベス女王杯&福島記念】注目馬情報!!
11月11日(日)
■エリザベス女王杯
軸はモズカッチャン。連覇を狙う昨年の女王。同世代の秋華賞馬ディアドラは香港Cを目標にこを回避。さらに、三冠牝馬アーモンドアイに加え、ラッキーライラックやリリーノーブルといった下の世代のトップクラスも揃って不出走となれば、連覇のチャンスは格段に広がったと言えそうだ。前走の札幌記念はメンバー最速の末脚で3着に好走。先の天皇賞(秋)で2着のサングレーザー、昨年のダービー馬マカヒキと僅差の好勝負を繰り広げてきたのだから、牝馬同士、その上で相手関係にも恵まれたここはディフェンディングチャンピオンとして負けられない。
穴ならクロコスミア。昨秋は府中牝馬Sを逃げ切った勢いそのままに本番のエリザベス女王杯でも2着に好走。スローの流れで展開の助けがあったのは確かだが、それでも勝ったモズカッチャンにクビ差の粘り込みは地力がなければ出来ない。今年は前哨戦で5着に敗れているものの、先行勢には厳しい流れを前々で運んで0秒5差なら内容的には上々。稍重馬場にもかかわらず自身の持ち時計を大幅に更新しており、昨年よりも力を付けているのも確かだ。今年も展開利が大きそうな組み合わせ。2年連続での波乱演出があってもおかしくない。
■福島記念
軸はエアアンセム。今夏の函館記念で重賞初制覇。屈腱炎による休養期間が長かったこともあり、7歳でもまだ馬は若く、今が充実期といった様相だ。前走のオールカマーでは現役屈指の強豪が集まった中で見せ場たっぷりの4着と健闘。勝ち馬よりも先に動き出すなど、積極的に運んでの好走は価値が大きい。最後に脚いろは鈍ったが、これは距離が少し長かったっため。それだけに1Fの短縮は歓迎で、平坦小回りの福島も適正にマッチする。ハンデ57kgも許容範囲。ローカルのGIIIでこの相手なら負けられない。
穴ならメドウラーク。3走前に11番人気という低評価で七夕賞を勝利。3連単で250万円を超える大波乱の立役者となった。橋田師が「あの時は展開も向いたし、馬場も合っていた」と振り返るように、様々な要素が噛み合った上での勝利だったことは確かだが、福島コースの適正が高いこともまた事実。マルターズアポジーを筆頭に逃げ先行馬が揃ったここは当時同様、差し有利の流れになる公算が大。新潟記念でも5着に健闘しているように重賞通用の力は間違いなく、再度の波乱演出に期待できる。
Posted by ライアン on 11月 10th, 2018 :: Filed under 競馬
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