【武蔵野S&デイリー杯2歳S】注目馬情報!!
11月10日(土)
■武蔵野S
軸はサンライズノヴァ。昨年はユニコーンSを勝ち、今年はフェブラリーSで4着と既にGI級のポテンシャルを見せている実力馬だ。目下オープン特別を連勝中。特に前走のグリーンCCは4角でおよそ絶望的とも思える位置取りにいながら、直線は大外一気のごぼう抜き。桁違いの末脚で力の差を見せつけた。層の厚いダート路線で思い描く通りのローテーションを歩むにはまだまだ賞金の加算が必須。ベスト条件のここは、来年のフェブラリーSを見据える上でも絶対に落とせない一戦となる。
穴ならメイショウウタゲ。2走前にエニフSを勝ち、前走は南部杯マイルCSで3着に好走。低迷期が長く、近2走も共に人気薄での好走だったことからなかなか評価が上がらないが、一変の理由が距離短縮にあるとすれば、今回も警戒が必要だ。当該舞台はオープンのアハルテケSを勝っている他、昨年の同レースでも0秒7差と大きくは崩れておらず、ベストとも言える条件。適正外の中距離で成績を落としていただけで、距離を短くした近2走こそが本来の姿だ。まだ人気の上がらない今こそが狙い目。
■デイリー杯2歳S
軸はアドマイヤマーズ。新馬、中京2歳Sとともに単勝オッズ1倍台の圧倒的支持に応えて勝利。好位から上がり最速で突き抜けた前走も圧巻だったが、後に新潟2歳Sを勝つケイデンスコールを競り合いの末に負かした初戦はそれ以上に高く評価できる。今回はやや間隔が空いたが、しっかり休ませたことで「体はひと回りもふた回りも大きくなっている」とひと夏越えての成長も著しい。稽古の動きから右回りは問題なく、脚質的に直線平坦な京都替わりは歓迎。暮れのGIに向けて、まずはここでしっかりと重賞タイトルを掴み取っておきたい。
穴ならヤマニンマヒア。前走の紫菊賞は返し馬からコントロールが効かず、レースでも終始折り合いを欠く走り。全く競馬になっていなかっただけに1秒7差のシンガリ負けも能力を否定するものではない。「ひっかかるようなところが出てきているのが気になる」という松永師だが、鞍上は百戦錬磨の武豊騎手。2戦連続での失態は考えにくい。2走前に小倉でレコード勝ちを決めているように能力の高さは証明済み。距離短縮で折り合いが改善されれば、この相手でもヒケは取らない。
Posted by ライアン on 11月 9th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: デイリー杯2歳ステークス, 武蔵野ステークス