【京王杯2歳S&ファンタジーS】注目馬情報!!
11月3日(土)
■京王杯2歳S
軸はアウィルアウェイ。デビュー前から評価の高かったジャスタウェイ産駒の牝馬で、その前評判通りにあっさりとデビュー2連勝を決めた。阪神芝1200mのデビュー戦は、終始大外を回るロスがありながら2馬身差で勝利。続くダリア賞も1Fの延長も意に介さず競馬で快勝。いずれも単勝オッズ1倍台の圧倒的人気に応えての勝利で、まだ全く底を見せていない。栗東所属馬でありながら、同日京都の牝馬限定重賞ではなく牡馬相手のこちらに照準を定めたのは確かな勝機を見出しているからこそ。無敗のまま暮れの阪神JFに向けて弾みをつけたい。
穴ならカルリーノ。初戦は内で包まれ脚を余して4着に敗れているが、2戦目は最後に手綱を抑えるほどの余裕を見せての完勝。函館の稍重で1分9秒7は時計的にもかなり優秀な部類で、その証拠に続く函館2歳Sでも3着に好走。前半3Fが33秒台のハイラップを中団から積極的に動いての結果だから、着差、着順以上に評価できる内容だった。その後はここを目標にじっくり調整し「いい状態で出せる」と高橋師。兄姉は1200mまでしか実績がないが、「この馬はマイルまでならこなせる」と距離延長にも自信。大駆けの期待値は高い。
■ファンタジーS
軸はダノンファンタジー。6月初週のデビュー戦では2着に敗れたが、そこから3ヶ月あまりの休養を経て臨んだ2戦目では、プラス18kgと確かな成長を見せ、レースは好位追走からほぼ持ったままで2馬身差の大楽勝。調教代わりとでも言うような軽い走りで後続を突き放した脚力は文句なしに世代トップクラスだ。そもそも、初戦で負けた相手は牡馬相手のサウジアラビアRCを圧勝しているグランアレグリアで相手が悪かっただけ。そこから着実に力をつけており、ここも目論見通りにあっさりクリアし、暮れの大一番でライバルにリベンジを果たしたい。
穴ならヴァニラアイス。7月の中京デビューから一戦ごとに競馬ぶりは良化し、3戦目の前走で待望の勝ち上がりを決めた。着差は半馬身ほどだったが「直線へ向いてから脚はあったけど、物見をして…」というのが差を詰められた原因。それでも「後ろから馬が来るとハミを取ってくれた」のならば、着差以上に強い内容だったと言えそうだ。過去3戦は全て逃げの一手。16年12番人気2着では欄を演出したショーウェイなど、目下3年連続で逃げ馬が連対しているレース。今年はこれが逃げて波乱の立役者となる。
Posted by ライアン on 11月 2nd, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: ファンタジーステークス, 京王杯2歳ステークス