【エプソムC&マーメイドS】注目馬情報!!
6月10日(日)
■エプソムカップ
軸はダイワキャグニー。前走のメイSを快勝。負ければ降級となり、準オープンからの出直しを余儀なくされていたが、得意舞台できっちり結果を残し、重賞の舞台へと駒を進めてきた。言わずと知れた東京巧者で、これまで東京コースは[5-0-1-2]。馬券圏内を外したのは明らかに距離の長かった日本ダービーと、3歳で古馬に挑んだ毎日王冠の4着のみなのだから、適正の高さは一目瞭然だ。馬場の差はあれ同舞台の前走でマークした1分45秒6は、過去10年の本競争と比較すると3番目に速い時計。久々を使われ状態も上向いており、ここは重賞初制覇の絶好機と言って良さそうだ。
穴ならトーセンマタコイヤ。故障もあり出世は遅れたが、休養期間が長いこともあって7歳でもキャリアはまだ17戦。まだまだ馬は若い。昨秋のウェルカムSを勝ってオープン入りすると、年明けの中山金杯が0秒3差の6着。休養を挟んだ前走の新潟大賞典が0秒3差の5着。いずれも着順ほどは負けておらず、展開次第で重賞でも勝ち負けできる力は示している。加藤征師は前走の敗因を「(気持ちの面で、前日輸送の)一泊二日の競馬が合わなかった」としており、当日輸送の今回は「前走のようなことはないはず」と自信。7歳にして念願の重賞初Vを決める。
■マーメイドS
軸はレイホーロマンス。年明けから牝馬限定重賞を2,3,5着。前走の福島牝馬Sは、勝負どころの4コーナーで後退してきた馬と交錯する致命的な不利がありながら掲示板を確保しているのだから大したもの。もはやタイトルは手に届くところまで来ているが、それでも収得賞金の低さもありハンデは52kg止まり。前走が54kgだから斤量面はかなり有利と言える。阪神コースは5,8着と実績がないが、いずれも本格化前のもので度外視可能。むしろ、近走の競馬ぶりからすれば阪神は合うはず。4度目の正直、ここで人馬ともに重賞初戴冠といきたい。
穴ならルネイション。約半年の休み明けで挑んだ前走のテレ玉杯を最速上がりで完勝。休養前からプラス26kgと大幅に馬体を増やしていたが、33秒3の末脚を発揮しているように太め感はまったくなく、栗田師も「グンと実が入った感じ」と本格化の手応えを感じている。前走で1000万下を勝ったばかりの格上挑戦でハンデは50kgとなったが、これには「52kgぐらいだと思った。そんなに弱い馬ではないんだけど」と師も苦笑い。それも自信の表れだろう。目下6戦連続で32~33秒台の上がりをマークしている末脚は既に重賞レベル。飛び級での重賞初Vもあり得る。
Posted by ライアン on 6月 9th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: エプソムカップ, マーメイドステークス