【皐月賞&アンタレスS】注目馬情報!!
4月15日(日)
■皐月賞
軸はステルヴィオ。ここまで5戦のキャリアで3勝2着2回。先着を許したのは、出走していれば大本命となっていたダノンプレミアムだけなのだから、それが回避となった今、これが主役に浮上するのは当然だろう。前走のスプリングSで見せた加速力は確かな成長を感じさせるもので、仮にダノンプレミアムがいても逆転の可能性は十分にあったと思えるほど。ローロカナロア産駒で距離を不安視する声もあるが、主戦のルメールは「むしろ、距離は延びたほうが絶対にいい」ならば心配は無用。王者に再戦を挑むまで、他馬に負けるわけにはいかない。
穴ならオウケンムーン。先週までの時点で、JRAでの勝ち上がりがわずかに3頭だけというオウケンブルースリ産駒。しかし、血統は地味でも能力は確かだ。デビュー戦は4着に敗れたものの、稍重の新潟で上がり33秒4をマーク。続く未勝利戦はレコードタイムで6馬身差の圧勝。さらに、500万下も楽勝すると、前走は期待馬の揃った共同通信杯で重賞初制覇。もはや地力を疑う余地はない。そこからの直行は近年の黄金ローテ。良血の高馬に一泡吹かせるシーンを期待したい。
■アンタレスS
軸はグレイトパール。今回が骨折による長期休養明け初戦。約11ヶ月ぶりの実戦は常識的に考えれば厳しい条件だが、休養前に見せていた圧倒的なパフォーマンスからすればあっさり克服してもおかしくない。一昨年の秋にダートの矛先を向けると、そこから一気の5連勝で昨年の平安Sを制した。初夢Sではテイエムジンソクを、平安Sではクリソライトを退けており、既にダート中距離路線ではトップクラスの実力を証明済み。中間は入念に乗り込まれ仕上がりは上々。久々でも力の違いを見せつける。
穴ならディアデルレイ。ここ2戦の連敗で評価を落としているが、東海Sはテイエムジンソクを相手にハナを奪えず、マーチSはハナは切ったものの終始エピカリスに突かれる厳しい展開。デキも良化途上にあり、いずれも悲観する必要はない。今回は楽に先手が奪えそうなメンバー構成で、斤量も前走からは1㎏減。伏兵扱いでライバルからマークが薄くなれば、あれよあれよの逃げ切りがあってもおかしくはない。
Posted by ライアン on 4月 14th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: アンタレスステークス, 皐月賞