【根岸S&シルクロードS】注目馬情報!!
1月28日(日)
■根岸ステークス
軸はキングズガード。前走のチャンピオンズCは不向きな流れもあって8着と振るわなかったが、勝ち馬とはわずか0秒5差で上がり3Fはメンバー最速。GIメンバーに入ってもトップクラスの決め手を証明した。思えば、昨夏のプロキオンSではカフジテイクを後ろから差し切っており、ダートでの切れ味は現役屈指と言っても過言ではない。ベストディスタンスの7Fに戻る上、舞台はダート戦にしては追い込みが決まりやすい東京。本領発揮で前哨戦を制し、GI制覇に弾みをつけたい。
穴ならノンコノユメ。3歳時に爆発的な末脚を武器にJDDを含む重賞3連勝を達成して、強烈なインパイトを残したノンコノユメだが、その後は善戦はするものの勝ち切れないレースが多く、去勢後も劇的な変化は見られなかった。しかし、昨秋は武蔵野Sでカフジテイクに次ぐ上がり2位の末脚で復調気配を示すと、前走のチャンピオンズCも流れが向かない中で上がりはメンバー3位と能力の一端は示した。この中間は新馬戦以来というダート追いの効果もあって気配は上昇。復活に期待する。
■シルクロードS
軸はダイアナヘイロー。前走のGIスプリンターズSは崩れたものの、夏場の約2ヶ月半で4連勝を決めた後のGI。目に見えない疲れがあったと考えるのが自然で、参考外として問題ない。Bコース替わりで時計勝負になりそうな状況は歓迎。ハンデ55kgも想定内で、京都コースは[2-4-1-0]と複勝率100%のベスト舞台。約4ヶ月ぶりの実践になるが、もともと鉄砲駆けするタイプでもあり、久々は減点材料にはならない。「一週前に使えるほどデキは良い」という状態ならば、あっさり巻き返してくるだろう。
穴ならロードクエスト。NHKマイルC2着馬で、ダービー以降はマイル戦を中心に使われていたが、なかなか結果が出ず前走からスプリント路線に参戦。すると、初距離でもしっかりと流れに乗って0秒3差の3着に好走。逃げ馬が楽に押し切ったようにオープンにしては遅い流れだったが、それでも最後はメンバー最速上がりで詰めているのだから、高いスプリント適正とともに改めて地力の高さも証明したと言えそうだ。この距離2戦目で伸びしろは十分。新天地で再び輝きを取り戻す。
Posted by ライアン on 1月 26th, 2018 :: Filed under 競馬
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