【京成杯&日経新春杯】注目馬情報!!
1月14日(日)
■京成杯
軸はコズミックフォース。デビュー戦は超スローの前残りの流れで3着に敗れたが、東京で上がり33秒2の非凡なキレ味を披露。続く未勝利戦は好位の4番手から進め、直線、追い出してからの反応こそいまいちだったものの、残り150mからはいい伸びをみせ、最後は逃げ馬のインをこじ開けて快勝。手綱を取ったルメールは「順調に成長すれば日本ダービーい行ける馬」と最大級の賛辞を送った。父キングカメハメハに母父ネオユニヴァースなら中山替わりは歓迎。連勝で重賞初制覇を果たす。
穴ならイェッツト。初戦は6番人気の低評価を覆しての快勝。2番手から先に抜け出した2着馬が勝ちパターンに持ち込むも、メンバー最速の上がりを繰り出し、これをきっちり捕らえて先頭ゴールの好内容。スローペースゆえ時計は平凡だが、着差のつきにくい流れで3着馬は4馬身突き放しており、時計や見た目以上に強い競馬だったと言える。近親にはベルーガやスリープレスナイトがおり血統背景も充実。重賞戴冠の資格は十分ある。
■日経新春杯
軸はミッキーロケット。昨年の同レースで重賞初制覇を果たした同馬。その後は勝ち星こそないものの、大阪杯7着、宝塚記念6着とハイレベルなGIでも善戦を続けてきた。芝2400mは[1-2-0-1]で、京都コースは[2-2-0-3]の掲示板外なしと舞台設定はベスト。中間に左前球節の傷腫れを発症したものの、「問題ない。影響があれば使わないよ」と音無師は不安を一蹴。一昨年の神戸新聞杯ではサトノダイヤモンドとクビ差の接戦を演じた実力馬。今期の飛躍へ、同レース連覇で好スタートを決めたい。
穴ならパフォーマプロミス。明け6歳で初の重賞挑戦となるが、体質の弱さからデビューから3歳秋と遅く、その後も大切に使われてきたためキャリアはまだ11戦。使い込んでいないぶん、馬は若く伸びしろも十分ある。距離を伸ばした事で安定感は増し、前走は陣営が課題としてきた右回りを克服しての準オープン勝ち。ここにきてようやく充実期を迎えつつある。相手は一気に強くなるが、馬格のない本馬にとってハンデ戦で54kgの斤量は大きな魅力。大駆けの可能性は低くない。
Posted by ライアン on 1月 13th, 2018 :: Filed under 競馬
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