11月18日（土）

 

■東スポ杯２歳Ｓ

 

軸はルーカス。モーリスの全弟として早くから注目を集めていた素質馬。札幌のデビュー戦は順当勝ち。走破時計1分50秒6は２週後の札幌２歳Ｓを上回っており、上がり34秒4も優秀。当時の３，４，５着馬が次走を勝ち上がっている事からもレースレベルの高さが伺える。兄が古馬になってから完成されたように、弟もまだまだ成長の余地を残すが、漂う雰囲気は既に大物のそれ。初戦で手綱を取ったモレイラも「とても能力がある」と絶賛しており、ここをあっさりクリアするようなら暮れのＧＩも視野に入ってくる。

 

穴ならカフジバンガード。デビュー３戦目の前走を６馬身差の大楽勝。ハービンジャー産駒らしく道悪適正が高かった事もあるが、振り返れば、初戦は出遅れから前に取り付いた際に脚を使い、挙句ハイペースに巻き込まれてしまい伸びず。２戦目は４コーナーで他馬と接触する不利があって差を詰めきれず。いずれも明確な敗因があってのもの。６馬身差圧勝の前走こそが本来のポテンシャルだとすれば、ここでも通用しておかしくない。

---

Posted by ライアン on 11月 17th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: 東スポ杯２歳S, 東京スポーツ杯2歳ステークス

---