10月7日（土）

 

■サウジアラビアＲＣ

 

軸はダノンプレミアム。１番人気の支持を集めたデビュー戦は、好スタートから好位の２番手を追走。道中でマクってきた４着馬のプレッシャーを受ける厳しい展開だったが、直線に入ると後続を一気に突き放して、終わってみれば４馬身差の大楽勝。前評判通りのスケールの大きさを感じさせる走りだった。当時の５着馬が次走レコードＶでレースレベルの高さも証明。間隔のあいた今回は仕上がりが鍵となるが、この中間はしっかり負荷を掛けた追い切りを意欲的にこなし、状態面に不安はない。初戦は稍重馬場だったが、ディープインパクト産駒で、開幕週の馬場に変わればさらにパフォーマンスを上げてくる可能性も高く、ここは通過点として考えたい。

 

穴ならコスモインザハート。前走の札幌２歳Ｓは５着に敗れたが、柴田大騎手が「脚を取られていた」というように、力のいる洋芝が合わなかったのが敗因。それでも最後はジワジワ伸びており、着順ほど大きくは負けていないのだから能力はある。「硬い馬場の方がいい」なら東京開幕週の馬場は大歓迎。阪神マイルの初戦が1分34秒0と時計の裏付けも十分で、広いコースに替わるのもプラス。間隔のあいた前走を叩かれた事で状態面も確実に良化。距離はもう少し長い方が良さそうだが、引っ張る馬がいる東京マイルなら流れも向きそうで、持ち味のしぶとい末脚も生きる。前走の敗戦でさらに人気が落ちるなら妙味あり。

 

---

Posted by ライアン on 10月 6th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: サウジアラビアロイヤルカップ

---