【マーチS&高松宮記念】注目馬情報!!
3月26日(日)
■マーチS
軸はコスモカナディアン。年明けの招福Sを勝ってオープン入りを果たすと、その次走はいきなりのGI川崎記念。さすがに苦戦が予想され、中央勢の中ではシンガリ人気という評価だったが、レースでは内々を上手く立ち回って3着に好走した。さらに前走の仁川Sは、それで4連勝としたグレイトパールに0秒1差。3着には9馬身という決定的な差を付けており、勝ちに等しい内容だったとも言える。当地[2-2-1-1]の適正も強調材料。初タイトルは手の届く位置にある。
穴ならピットボス。昨年はユニコーンS、レパードSで共に4着と世代の重賞で続けて好走。秋には1000万下と1600万下を連勝してオープン入り。前走のポルックスSは初の古馬オープン戦とあって6着と振るわなかったが、スタートで躓いて流れに乗れなかったことも敗因の一つで、決して悲観するような負け方ではなかった。昨秋の休み明け以降、使われながら馬体重を増やしているのは好印象。実績からオープン通用の素材は明らかだけに、評価を落としたここが狙い目になる。
■高松宮記念
軸はシュウジ。昨年の暮れの阪神Cでは並み居るGI馬を抑えて勝利。それまでのようなスピードに任せた競馬ではなく、控える競馬で上がり最速をマークして差し切ったあたりも今の充実ぶりを感じさせる。前走の阪急杯は、やや間隔が空いたことでレース前からイレ込みがキツく無駄に体力を消耗してしまったのが敗因。一度使われたことでガス抜きは完了し、この中間は心身ともに抜群の気配。1200mへの距離短縮は間違いなくプラスで、中京替わりも歓迎。王者不在のGIで新スプリント王の称号を手に入れる。
穴ならスノードラゴン。14年スプリンターズSの覇者で実績はメンバー上位。以後、勝ち星こそないものの、昨年のスプリンターズSでは勝ち馬と0秒1差。昨秋は適正外のマイル戦や7F戦で大敗が続いたが、休み明けだった前走のオーシャンSは8着ながら0秒4差。明け9歳の高齢だがまだまだ顕著な衰えは見られない。500kgを超える大型馬だけに、ひと叩きされて状態面の上積みも大。約2年5ヶ月ぶりの勝利が、2つ目のGIタイトルとなってもおかしくはない。
Posted by ライアン on 3月 25th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: マーチステークス, 高松宮記念