【共同通信杯&京都記念】注目馬情報!!
2月12日(日)
■共同通信杯
軸はスワーヴリチャード。前走の東スポ杯2歳Sはクビ差2着に敗れているが、勝ち馬よりも先に動いて上がり3Fはメンバー最速。積極的に勝ち行く競馬をしてのものなのだから、むしろ負けて強しの内容とも言える。エンジンのかかりが遅いタイプだけに引き続き東京が舞台なのは好材料。ハーツクライ産駒らしく伸びしろは十分で、一息入れて成長を促したことで馬体に芯が入ってきた印象だ。この中間は坂路でラスト1F11秒台をマークするなど休み明けでも仕上がりも上々。半兄バンドワゴンが怪我で辿り着けなかったクラシックの大舞台へ。まずはここで重賞初制覇を飾る。
穴ならエトルディーニュ。キャリア8戦で未勝利勝ちがあるのみの1勝馬だが、札幌2歳Sなどオープン3戦も含めて掲示板を外したことは一度もなく、ソウルスターリングやサトノアレスといった強豪を相手に負けても0秒5差以内という安定感は特筆できる。前走の2着にしても、「相手は後ろの馬だと思った」という田辺が追い出しを我慢したことが裏目に出た結果で、力負けとは言えない。父エイシンサンディに母父オペラハウスという地味な血統から人気になりにくいタイプだが、ここも相手なりの走りで上位争いに加わってくる可能性は十分ある。
■京都記念
軸はマカヒキ。前走の凱旋門賞は残念な結果ではあったが、初の海外遠征で世界トップクラスが相手、外枠の不利もあったことを考えれば着順は度外視してもいいだろう。国内に限れば[4-1-0-0]で大崩れなし。ダービーでは、秋に菊花賞と有馬記念を連勝するサトノダイヤモンドを負かしており、これを物差しにすれば同世代はもちろん年長馬相手でも全く気後れはない。唯一、海外遠征帰りで状態面だけが心配されるが、抜群の動きを見せており中間気配からデキも問題なさそう。能力発揮なら圧勝まであり得る。
穴ならヤマカツライデン。昨年、春から秋にかけて4勝2着2回と一気に頭角を表した上り馬。重賞の近2走は8,6着と振るわないが、京都大賞典は常にキタサンブラックのプレッシャーを受ける厳しい展開で、前走の日経新春杯も早めから勝ち馬にこられる流れが響いた印象。今回は後方に断然の人気馬が控えることが想定されるだけに、サトノクラウン、ミッキーロケットらがこれを意識し仕掛けのタイミングが遅れればアッと驚く逃亡劇が決まってもおかしくはない。
Posted by ライアン on 2月 11th, 2017 :: Filed under 競馬
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