10月1日（土）

 

 

■シリウスＳ

 

軸はキョウエイギア。全11戦で掲示板を外していない安定感も特筆ものだが、何より前走のＪＤＤで見せた末脚が強烈だった。逃げたケイティブレイブが勝負どころで一気に後続を引き離し、誰の目にも逃げ切りが濃厚な展開に映ったが、これを直線だけであっさり差し切り、さらに最後は４馬身差をつける圧勝。一気に世代の頂点に立った。レパードＳを使わず秋に備えたことで短期放牧明けでも仕上がりは万全。３連勝で古馬相手の重賞も突破すれば、一気にダート界の頂点まで見えてくる。

 

穴ならマスクゾロ。重賞挑戦は昨年のアンタレスＳ以来。1000万下→1600万下を連勝して挑んだ当時は重賞の壁に跳ね返されるように９着に大敗したが、今年は1600万下→オープン特別を連勝。それも、２走前の準オープンが好位からの競馬で３馬身半差、前走のオープンが逃げて６馬身差の大楽勝。以前は自分の形に持ち込めないと脆さを見せることもあったが、今は脚質に自在性も身につき完全に本格化を果たした印象だ。相手は一気に強くなるが、目下の勢いならばこのメンバーを相手にやれてもおかしくはない。

 

 

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Posted by ライアン on 9月 30th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: シリウスステークス

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