【オールカマー&神戸新聞杯】注目馬情報!!
9月25日(日)
■オールカマー
軸はゴールドアクター。昨年は夏の1000万下から一気の4連勝で有馬記念を制覇。年明けの日経賞も制し、「今年は全部勝つつもりで」と陣営も意気込んだが、続く天皇賞(春)は1番人気を裏切る12着大敗。難しいレースだったのも確かだが、これには距離の壁もあったと思われる。しかし、これで調子を落とすと、早々に宝塚記念の回避を決め秋に備え今回が復帰戦となる。条件は間違いなく好転。キレる脚のない本馬にとって消耗戦になりやすい非根幹距離の中山芝2200mは絶好の舞台。加えて、完全燃焼しやすい性格から休み明けの方が走るタイプで、久々はむしろ歓迎材料。復活Vを決める。
穴ならサムソンズプライド。実力的に抜けているグランプリホース2頭を負かすとすれば2頭よりも前で競馬をして粘り込むしかない。参考になるのは昨年のAJC杯。巧みにペースを落として逃げたクリールカイザーがゴールドシップを完封した一戦だ。その再現をクリールカイザーではなく本馬に託す。逃げるという選択肢を持つ馬は何頭かいるが、是が非でもハナに拘るタイプは不在。であれば、横山典弘騎手に乗り替わる本馬が逃げる可能性は十分ある。これまで幾度となく奇襲逃げを決めてきた名手の手綱ならば、GI馬2頭を押さえ込むシーンがあってもおかしくない。
■神戸新聞杯
軸はサトノダイヤモンドで仕方ない。春は皐月賞3着、ダービー2着と無冠に終わったが、皐月賞は斜行した馬の影響で加速し始めたところでブレーキをかける大きすぎる不利があり、ダービーは道中で落鉄。どちらも力負けとは言い難い内容で能力は皐月賞馬にもダービー馬にも劣らない。大型馬の休み明けで仕上がりに多少の不安が残るのも確かだが、それを踏まえてもここでは頭一つ抜けた存在と考えていいだろう。広くて直線の長い阪神の外回りはベストコースとも言えるだけに、春に先着を許した2頭のいないここで負けるわけにはいかない。
穴ならイモータル。昨夏の新潟のデビュー戦で、上がり32秒9で5馬身差圧勝というインパクト抜群の初陣を飾り一躍クラシック候補として注目を集めたが、共同通信杯2着の後、体調が整わず皐月賞は回避、NHKマイルCで復帰するも万全とは言えない状態で11着に大敗、続くダービーも15着と振るわなかった。しかし、ひと夏を越して「状態は春よりいい」と復調。さらに「成長が感じられる」。中間の稽古でみせたラストの伸びは素晴らしく、武器である瞬発力にさらに磨きがかかった印象。血統背景から距離は問題なく、復調すればここでも五角以上に戦える。
Posted by ライアン on 9月 24th, 2016 :: Filed under 競馬
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